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ホリエモン曰く、ストレスは我慢するのではなく捨てるものであり、刑務所にいるのでもない限り、ストレスから逃げることは容易だという。
しかしそれと同時に、やはりとても不思議に思えてきた。シャバにいる人たちは、いくらでもストレスの原因から逃げられるはずなのに、なぜいつまでも何も行動しないでじっとしているのだろう、と。
とくにみっともないのは、ストレスを感じているのに、不平を垂れ流しながら、現状に甘んじている人だ。
「会社の上司が無能すぎる!」とか「あの職場って本当にクソなんです!」とか「うちの夫はまったくダメで……!」などといつも怒っている人は、一度頭の中で思い浮かべてみるといい。
あなたは川に浮かびながら、誰かが食い荒らした「残飯」を手にして、「こんなマズい食べ物はない! なんだこれは!」と文句を言っている。だったら、そんなものは捨ててしまえばいいのに、それでもその「残飯」を後生大事に持っているのだ。
そんな人が「相談」などと称して僕のところにやってきて、「堀江さん、この『残飯』ってすごくマズいんですよ。ひどくないですか?」などと言ってくる。
力を抜いて水面に浮かんでいる僕には、そういう景色が見えているのだ。
「ふざけるな!! さっさと捨てろ!」
そんなふうに僕が怒鳴りたくなる気持ちを、少しはわかってもらえるだろうか。
牢獄に入っているのでもない限り、誰もあなたに「マズい残飯を食べろ!」なんて強制したりはしない。あなたが勝手にマズいものばかりを食べて、ストレスを抱え込んでいるだけなのだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/311901
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Source: IT速報
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