２７万円相当の仮想通貨を詐取　男３人を再逮捕

うその電話をかけて暗号資産（仮想通貨）「ビットコイン」をだまし取ったとして、県警捜査２課と都筑署は２３日、
詐欺の疑いで、いずれも職業不詳で都内に住む２４歳～３１歳の男３人を再逮捕した。

再逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀して８月８日ごろ、熊本市の６０代の男性会社員に電話し、
仮想通貨売買ソフトと称した商品を男性名義で購入するよう打診。
その後、ソフト販売元の会社員を装い、「名義貸しは違法。和解手続きを行う」などとうそを言い、約２７万円相当のビットコインを口座に送信させてだまし取った、としている。
県警は３人の認否を明らかにしていない。

県警は９月１１日、グループの拠点とみられる東京都新宿区のマンション一室を家宅捜索し、不正にこの部屋の賃貸契約を結んだとして詐欺容疑で３人を逮捕。
今月２日には、同様の手口で約１千万円相当のビットコインを詐取した容疑で再逮捕している。