楽天の携帯本格参入遅れで低料金鈍化か



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楽天は10月から予定した携帯電話事業について、当初半年間は利用者を5千人ほどに絞った無料サービスにすると発表した。低価格の楽天が算入すれば、大手3社にも料金競争が広がると期待されたが、10月から大きく低下する可能性は薄れた。

東京23区・大阪市・名古屋市・神戸市在住の18歳以上が対象で、音声通話やデータ通信を無料とする。10月1~7日に募集し、応募が多い場合は抽選する。当面は限定的なサービスとして通信の安定性を確認し、本格参入遅れの原因になっている基地局整備を急ぐ。




地方ではKDDI(au)の通信網を借りるが、東京・大阪・名古屋の3大都市圏で来年3月末までに3432局の基地局を自前でつくる計画だった。しかし、総務省によると基地局は600局に満たず、現時点で計画の2割未満。整備の遅れについて、同省から8月までに3回行政指導を受けた。遅れの理由について、楽天は基地局と中継局のネットワークをつなぐ作業に時間がかかったためと説明。今は解決済みという。

現時点で本格参入は来春の見通しだが…
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https://www.asahi.com/articles/ASM966W7XM96ULFA00S.html

関連:楽天、携帯本格参入を20年春に延期。基地局整備の遅れなどが要因 : IT速報

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Source: IT速報






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