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そんな中、負けの込んだギャンブラーのように、株を買いまくっているのが日銀だ。
驚くことに黒田日銀は、25日までの10月の18営業日すべてでETFを購入している。総額は約8000億円だ。とくに直近は、5営業日連続で毎日715億円買っている。それでも株安は止まらない。経済評論家の斎藤満氏が言う。
「投資家は株価が下がると日銀が買いを入れるのを分かっています。だから下がれば安値で買い、日銀の介入後、高値で売って儲けてきた。ただ、現状は日銀の買い支え程度では追いつかないくらい世界的な株安が進んでいる。日経平均の最近の下落は、外国人投資家が損する前に売り抜けた要因が大きい」
東証が発表した10月第3週(15~19日)の投資部門別株式売買状況によると、外国人投資家は2週連続で売り越している。売越額は2120億円だ。
7月の金融政策決定会合で、日銀は金融緩和見直しに方針転換した。実際、ETFの買い入れ(715億円)は、7月が3回、8月が2回と激減。市場では「いよいよ出口を探し始めた」とささやかれた。
ところが、10月の株安を目の当たりにし、日銀はあっさりETF爆買いを再開した形である。
「これからも『株が下がれば日銀は買いますよ』と宣言しているようなものです。外国人投資家は日銀の介入を利用して、引き続き売り抜けを繰り返すはずです。日銀が買い支えをして、株価が維持されるならともかく、これほど下落してしまうのは問題です。今の下落局面で日銀が大規模なETF買いを続ければ、外国人投資家は売り抜けて儲かっても、日銀が買った株価は下がるわけですから、国民の財産が目減りしていくことになります」(斎藤満氏)
いよいよアベノミクスの終わりが始まった。
日刊ゲンダイ
2018/10/27 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240370/
引用元:http://fate.5ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1540597957/
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Source: 仮想通貨まとめNews
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