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オリンパスが医療事業の自前主義を捨てたのはカメラ事業で直面した「iPhoneショック」のトラウマがあったからだという。
10年前には映像の営業利益は330億円あって、私は立て直しをした商品戦略本部長として、結構良いボーナスもらいました。まさにその頃、2007年1月だったと記憶しています。米アップルのスティーブ・ジョブズが初代「iPhone」を発表した。これはヤバいと思いました。
中略
スマートフォンというイノベーションにやられた。(初代iPhoneが発表された)当時、うちはコンパクト型がカメラの8割を占め、イケイケ状態で突っ走っていました。「破壊的イノベーション」(既存品より低性能でも使い勝手など新しい価値基準によって顧客支持を得る革新)が起きて、そこから逃れるべく、一眼にシフトしようとしました。でも変化の勢いがとにかくすごくて、縮小して均衡を取るしかなかった。
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Source: IT速報
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