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これから紹介する地下都市は、ひと言でいうならば「大昔の人が地下に掘った “穴” 」なのだが 、穴のひと言で済ますにはためらいを感じてしまう穴である。なぜなら、あまりに神秘的な穴だから……。
それはまるでドラクエのダンジョンを実写化したような世界であり、人間サイズの “アリの巣” のような場所であり、インディ・ジョーンズに登場しそうな空間であり……。とにかく、不思議な穴なのだ。
その穴は、トルコのカッパドキアってところにある。トルコには他にも地下都市があるかもしれないし、「まだ見つかってない穴」もどこかにあるかもしれないが、私が行ったのはカッパドキアの穴だ。
一般的に、『デリンユクの地下都市』と呼ばれるその穴は、JTBによれば「地下8Fで深さ85メートル、約1万人が生活していた」とのことだが、現地のガイドさんは「どれだけの規模なのかははっきりと分からない。なにせ、まだ見つかってない部屋もあるし」的なことを言っていた。
つまるところ、底が知れない神秘の穴であり、人智を超えた穴であり、歴史が詰まった穴といえるだろう。
・穴に入ってみた
さて、トルコを旅行中にその穴の存在を知った私は、ガイドさんに導かれるまま穴の中に入ってみることにした。井戸のような入り口から地下に降りると……
狭い!
太っている私からしたらキツキツだ!!
入り口付近を通り抜けるだけでひと苦労だったのだが、それが逆に興奮する。なにせ、私は今まさに大昔の人が出入りした道を歩いているのだから。──そんなことを思いながら進んで行ったところ……
広い場所に出た。な、なんだこの空間は!? 当然ながら私はスマホを取り出し、パシャパシャパシャ! 高速連写をしたら……!! なんとも不思議なことが起きたのだ。何があったのかと言うと……
写真が全部ブレたのだ。
──照明が無かったわけではない。穴の内部にはライトがあったので、「何枚も撮りまくれば1枚くらい何とかなるだろう」というような環境だった。にもかかわらず、撮る写真がことごとくブレたのである。それはまるで、神様が「穴にボカシを入れろ」と言っているかのように……。
そんなわけで、神秘の穴(デリンユクの地下都市)について詳しく知りたい人は、トルコ共和国大使館文化広報参事官室がYouTubeで公式に公開している動画「7 CAPPADOCIA (カッパドキア)」で、ご確認いただきたい。その動画はなんと……!
ボカシなしだ!!!!
[完]
参考リンク: JTB「デリンユク地下都市」、YouTube
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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