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もう夏だ! 1年でもっともビールを美味しく飲むことができる季節の到来だっ!! まあ記者は年中飲んでるんだけどね……。それはさて置き、近ごろは一口にビールと言っても種類が豊富。選択肢が増えるのは、飲み手として嬉しい限りだが、時には「そんな会社がビール出してんの?」と驚くこともある。
一例が日本酒造メーカーである “黄桜” だ。日本酒とビール、同じ酒でありながら大きな違いがあることは確か。しかし、黄桜のビールは酒造メーカーの意地を感じさせる驚きのウマさだったので、この場を借りて魅力を伝えたい。
・ビール醸造所を設立
黄桜がビール事業に参入したのは1995年のこと。本格的に動き始めたのは2016年の夏あたりで、ビール醸造所を設立し数々のオリジナルビールを世に打ち出している。日本酒造がビール醸造所を作ってしまうなんて、相当な気合を感じるな。
中でも目を引くビールは “黄桜LUCKY DOG” だ。全国的に売り出しており、ブルーの缶に犬の絵が描かれている。「 “水曜日のネコ” などで知られるヤッホーブルーイングが、また新しいビールを出したのかな」と思うようなポップなラベルだ。
価格は販売所により変動があると思うが、記者が購入した黄桜記念館では黄桜LUCKY DOG(350ml)が税抜275円だった。心持ち、お馴染みの缶ビールより高い気もするがオリジナルビールと考えると妥当なところだろう。
・ラッキーな気分になった
さっそく黄桜LUCKY DOGを飲んでみた。茶色がかった濃い目の色。香りはほのかな柑橘(かんきつ)系。舌に残る苦味と香ばしさとコク、かすかに感じる柑橘の味がウマい。コクを楽しみながらもグビグビ飲むことができて、なんだかラッキーな気分だ。日本ビールでありながら、少しばかりベルギービールを飲んでいるような気分も味わえる。
そのほか “黄桜京都麦酒ブラウンエール(350ml・税抜300円)” と “和かすみホワイトエール(300円)” も飲んでみた。いずれもスッキリ目で、特に和かすみはゆずの風味もあり和食に合わせやすそうなのが印象的だ。日本酒造りのスキルと知恵が、ビール造りにも生かされているのではなかろうか。
日本酒の会社がなぜわざわざビールを作ったのだろう、と疑問だったが飲んで納得。日本酒、ビール問わず酒造りに対する情熱のようなものが感じられたぞ。ネットほか、全国で販売中なので、見かけた際には手に取ってみてはいかがだろうか。
参照元:産経WEST
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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