【第8話】「名探偵コナン」を数年間見ていない男が、安室透さんの魅力について『ゼロの日常』を読みながら考えてみた / 公安の犬編



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毎週水曜の恒例企画。コナンを数年間見ていなかった私(あひるねこ)が、いま日本でブッチギリにモテる色男・安室透さんの人気を探るため、公式スピンオフ『ゼロの日常』をただ読むだけのこの連載。今週も元気に始めていきまっせ!

と、その前にまずはお詫びしたい。実は私、出張で東京を離れておりまして、サンデーを読むのが遅くなってしまったのございます。決して飽きたから打ち切り! というワケではないので安心してくれよな。それに、木曜の『ゼロティー』というのもまたオツなもの。それではさっそく読んでいくことにしよう。

・久々のカラー

バーボン、降谷零、安室透のトリプルフェイスが大集合し、神回のオーラが溢れんばかりに漂っていた先週号。そして気になる今週は……はい! 巻頭カラーです! 本当に! ありがとうございます!! そして、どうやら安室回のようです! 本ッ当に! ありがとうございます!!

・第8話を読んでみた

今週はどうやら、安室さんが愛車の RX-7 を洗車する ほのぼの回らしい。たしかに、あれだけ酷使しているのだから、洗車くらいしてやらないと気の毒というものだ。そんな中、ふと欄外に目をやるとこんなことが書いてあった。

「任務執行の為、無理を強いることもある協力車(パートナー)──労りの流儀とは──」

うん、まああれ、もはや無理を強いるとかいうレベルではないけどね。普通に中破してるからね。毎回のように中破するって、いくらなんでもブラック職場すぎんだろ。安室さんには、RX-7 の労働環境の改善をぜひお願いしたいところである。

・謎の洗車シーン

しかし、次のページを読む限り、どうやらその願いが叶うことはなさそうだ。愛車のホイールを磨きながら、別の車が側面に突っ込んでいる場面を思い返しニコニコする安室さん。何を笑っとんねん。唐突なサイコパス描写に、さすがの私も戸惑いを隠せない。

さらに次のコマでは、中破する愛車の回想シーンをバックに洗車するという、高度かつシュールなギャグが挟み込まれている。こんなん笑うわ。個人的に、ここは『ゼロティー』屈指の “じわじわポイント” であると思われるため要注目だ。……ん? というかこれ……あッ! 『ゼロの執行人』じゃないですか!!

・『ゼロシコ』で見た

コナンを守るため RX-7 ごと目標にダイブする、通称「ダイナミックレスキュー」。これは『ゼロの執行人』で見たぞ。また、フロントガラスを素手でブチ割る超絶ゴリラプレイも、『ゼロの執行人』以外ありえないだろう。これらの元ネタが分かるという意味で、執行されておいて本当によかった(しつこい)。




・まさかの再登場

序盤にもかかわらず、ツッコミどころをこんなにも用意してくれている安室さんには感謝しかない。ところが、ここから話は思わぬ展開を見せる。なんと第5話のラストに登場した野良犬が、再び姿を現したのだ! そう、昔を思い出して軽くブルー入っていた安室さんの元にやって来た、あの野良犬である。

それにしても、一回見ただけの犬をしっかり覚えているあたり、やはり公安ですな。ちなみに安室さんは、動物のことを “キミ” と呼んじゃう派のようですよ。お好きなんですね、犬。そして皆さんは気付いただろうか? この男、リンゴを当然のように素手で割っております。ケンシロウかよ!

・この犬ハンパないって

その後、現場に駆け付けるためワンコと別れる安室さん。そこからの流れとして、ワンコのことが気になった安室さんが先程の場所に戻る、というストーリーを予想していたのだが、なんとワンコ側が正確に追跡してきていたというまさかのエンディングに驚愕。公安である。こやつ、公安の犬である。

これは、最終的にこのワンコを安室さんが飼う方向になるのだろうか? 公安に新たなメンバーが加わるのだろうか? RX-7 に次ぐ相棒の誕生だろうか? そして、安室さんは犬相手にブツブツ喋りすぎではないだろうか? いくら好きでも、そこまで話しかけるか? しかも野外で。独り言多すぎかよ。

・悲報

本来ならここで記事を締めるところなのだが、悲報である。なんと来週の『ゼロティー』は休載とのことだ。マ、マジか……。そのため、自動的にこの連載も休まざるを得ないことをご了承いただきたい。その代わりに何かやるかは……現在考え中だ。

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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