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100円ショップをパトロールしていると、「ついにこれも100円に!!」と驚かされることがよくある。伝説のクソゲーとして名高いスーファミソフト『ジーコサッカー(定価9800円)』がワゴンセール10円で投げ売りされているのを見た時の感情とは違い、「これが100円で作れてしまう時代になったのか!」的な驚きだ。
ダイソーで発見した『まわるホッチキス』なんてまさにソレで、様々な思いが交錯した。これが100円……。こんなに便利なものを100円で売って良いのか? と。
『まわるホッチキス』は、そんじょそこらのホッチキスとは違い、文字通り「まわる」のが最大の特徴。
商品名の上に書いてある「くるっと回って 中とじカンタン」の文言通り、通常のホッチキスでは絶対に不可能な方向で止められる。冊子を作る人なら必須の道具だ。
実際に、その昔にタイで買った5バーツ(約15円)のマンガをバラしてから、
あらためて綴じてみたが……
バッチリだ。動作的には問題ない。
・よみがえる記憶
私がこの動きをするホッチキスに出会ったのは、今をさかのぼること30年ほど前。小学校低学年の私は、祖父に頼み込んで、けっこう高価だった「まわるホッチキス」を買ってもらった。そこそこデカかった記憶がある。
普通にホッチキスとして使うことはもちろん、工作に使ったり、冊子を作って遊んだり、ぐるぐる回して遊んだり、カチャカチャと「鉄砲」のような形に変形させて遊んだりと、価格以上は使い倒した。
いつしか紛失してしまったが、私の脳裏に残ったのは、「まわるホッチキス=高価」というイメージだった。それが100円。たったの100円。そりゃ祖父に買ってもらった高価なホッチキスよりは、品質的には劣るだろう。しかしながら、衝撃だ。
衝撃といえばつい先日、先述の『ジーコサッカー』の中古ソフトをAmazonで購入した。わりと高価なプロジェクターで壁に投影し、夢のような大画面でプレイしてみたが、やはり衝撃的なクソゲーだった。ちなみに価格は1円(送料別)だった。それもまた、衝撃だった。
Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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Source: ロケットニュース24
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