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3年後「成功する人」と「しない人」の“週休2日の過ごし方”の違いとは? 【松下幸之助に学ぶ「ワークライフバランス」の本質】 | ダ・ヴィンチニュース
~(略)~
「松下幸之助は、なぜ週休2日制を導入したと思いますか?」
「週に1日しか休みがないなんて肉体的にも精神的にもハードすぎるから」「プライベートをもっと楽しむため」「そうしないと充実した人生にならない」など、現在のビジネス環境をベースにした仕事観から見れば、こうした回答が並んでしまうのは致し方ないことなのかもしれない。
では、その答えとはいったい何なのだろう?
■松下幸之助の「1日教養・1日休養」
松下幸之助のは「1日教養、1日休養」という名言を残している。松下幸之助自身の著書『社員心得帖』(PHP研究所)書籍から、内容を紹介しよう。
私どもの会社では、昭和四十年に完全週五日制に踏みきったのですが、それから半年ほどたったころ、私は社員につぎのような話をしたことがあります。
「わが社が週五日制になってから半年の月日がたったけれども、皆さんは週二日の休みをどのような考えで過ごしておられるだろうか。一日教養、一日休養というように有効に活用できているかどうか。二日間の休みを無為に過ごすのでなく、心身ともにみずからの向上をはかる適当な方法を考え、実行していただきたいと思う。
ただ、そのみずからを高めるというか、教養を高めたり、仕事の能力を向上させたり、あるいは健康な体づくりをすることと関連して、私は一つ皆さんにお尋ねしたい。それはどういうことかというと、ほかでもない。皆さんが勉強なり運動をするときに“自分がこのように自己の向上に努めるのは、ただ単に自分のためばかりではない。それは社会の一員としての自分の義務でもあるのだ”という意識をもってやっておられるかどうか、ということである。そういうことを皆さんは今まで考えたことがあるかどうか、また現在考えているかどうかをお尋ねしたいと思う」
そのとき、なぜ私がそのようなことを質問したのかといいますと、そういう義務感というものは、社員一人ひとりが常にもっていなければならない非常に大切なことだと考えていたからです。
『社員心得帖』
要するに「2日の休みのうち1日は、自身の成長の機会にあてるため」。これが週休2日制導入の背景であり、なぜ自身を成長させる必要があるかといえば、「仕事を通じて社会に貢献する能力を高めるため」が答えだ。
松下幸之助はそれを「義務」だと言っているが、あくまでも「仕事で成果を出すため」に休みを活用しようという前提認識が必要だという。
■「ワークライフバランス」の目的は?~(略)~
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Source: ライフハックちゃんねる弐式
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