心が痛む…森を伐採するブルドーザーに立ち向かうオランウータンの映像がショッキング



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世界では様々な環境問題が起きているが、森林伐採もその1つである。森林が破壊されれば自然環境が乱れて地球温暖化にもつながるし、何よりも野生動物が住む場所を奪われてしまう。中でも東南アジアの森林問題は深刻だ。

そして先日、改めて人間の行為を考えさせられるショッキングな映像が公開された。森を守ろうとしたのか、伐採を続けるブルドーザーに立ち向かうオランウータン……その姿はあまりにも痛々しく、衝撃的ですらある。

・森林伐採ですみかを失いつつあるオランウータン

海外ニュースサイト『Next Shark』によると、問題の動画は2013年にインドネシアのボルネオ島で撮影されたものだという。国際動物保護団体(IAR)が6月5日の「世界環境デー」に合わせて Facebook に動画を投稿したところ、注目を浴びることになった。

・森を守ろうとしているようにしか見えない……

動画を再生したら、切り倒された木をつたいながら一頭のオランウータンが、ブルドーザーに立ち向かっている姿が映し出される。まるで「森を破壊しないで!」と訴えているかのようで、見ているだけでも心が痛い。

そしてオランウータンは足を踏み外して木から転落……。その場に居合わせた救護チームが麻酔銃を使い、オランウータンの無事を確認したとのことだが、あまりにもショッキングな光景である。




・保護されたオランウータン

なお、このオランウータンはケタパンの施設に引き取られて保護されたそうだ。インドネシアの森林地帯はオランウータンの生息地として知られているが、年々進む森林伐採により生息数が減少中だと言われている。

人間の利益のために大切な自然が破壊され、野生動物が行き場を失ってしまう状況は依然として改善されていない。世界環境デーの前後に限らず、自分の身の回りでできる小さなことから始めて環境保護に努めたいものである。

参照元:Facebook @International Animal RescueNext Shark(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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