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子どもが生まれてから何時間もぶっ通しで眠れたことがない……。そう、赤ちゃんは夜泣きをする生き物。数時間おきに泣いて目を覚ましては、周囲の人間を叩き起こす。だから赤ちゃんを持つ親は大抵、寝不足だ。
この度、そんな親子の味方になるべくある “有名ラジオ番組” が立ち上がった。世のラジオリスナーから絶大なる支持を誇るNHK『ラジオ深夜便』が、2018年5月31日からの一晩、眠れぬ親子のための特集番組を初めて流すというのだ。その名も『ママ☆深夜便』だ。
・人気ラジオ番組『ラジオ深夜便』
毎晩200万人ものリスナーがいるという人気番組『ラジオ深夜便』。1990年に放送が開始して以来、毎晩午後11時ごろから午前5時まで、眠れぬ、あるいは眠らぬ人びとに毎晩語りかけてきた。
古今東西の音楽から落語、ラジオドラマ、朗読、様々な分野の著名人の対談・インタビュー、書評・映画評……など、各時間ごとに異なったテーマを取り上げながら、アンカーと呼ばれる司会者たちが淡々としたトーンで番組を進めていく。
その落ち着いた雰囲気に満ちた番組は、夜の海で出会う灯台の明かりや、砂漠の空に浮かぶ星座のように、聞き手に寄り添い励ましてくれる。
中心リスナーは中高年層だと言われているが、多くの若者もこの番組に周波数を合わせているもよう。2010年に放送されたテレビ番組『真夜中のきずなを求めて~200万人のラジオ深夜便リスナー~』では、中川翔子さんやピアニストの辻井伸行さんも当番組のファンであると伝えられている。
・28年目にして初めて「眠れぬ親子」にむけた特集番組
そしてそんな『ラジオ深夜便』が番組開始28年目にして初めて取り組むのが、赤ちゃんや小さな子どもと眠れぬ夜を過ごすママに寄り添う特集番組「ママ☆深夜便」だ。
5月31日の放送は、すべて子育てに関係した内容のようだが、うーん、これぞラジオ深夜便! 渋く、凄みのある豪華なラインアップだ。
– 午後11時台〜翌0時台:落語家・春風亭一之輔さんと作家・山崎ナオコーラさんの生トーク
– 午前1時台:俳優・谷原章介さんと山本耕史さんによる「絵本の朗読」
– 午前2時台〜午前3時台:世界の子守唄
– 午後4時台:詩人・谷川俊太郎さんと工藤直子さんの対談
ちなみに谷原章介さんと山本耕史さんが読む絵本は、『ぐりとぐら』や『100万回生きたねこ』『ねないこだれだ』などとのこと。
・眠れないのはママだけじゃないよね!
ただ、「ママ☆深夜便」というネーミングは直球すぎる気もする。2018年になった今もなお「子育ては主に母親」「父親は手助け程度」といった家庭は多く、だからこそ『ラジオ深夜便』は、そんな孤独なママたちに寄り添いたいとこの特集番組を企画したのだろう。
だが、子育てで眠れぬパパだっているはずだし、母親だけに子どものことを任せてばかりではいられない。ママだって寝たいのだ! 今後もこの特集番組が続いていくことを願いながら、ネーミングがどう変わっていくかにも注目していきたい。
放送時日時は2018年5月31日(木)ラジオ第1では午後11時15分から、FMでは6月1日(金)午前1時5分からスタートし、午前5時まで。らじるらじるや Radiko などでも聴けるので、子育てで眠れない人はぜひチェックしてみてほしい。
参照元:NHK_PR、NHK ラジオ深夜便、NEWS ポストセブン、NHK Online クロニクル
執筆:小千谷サチ
Source: ロケットニュース24
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