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台湾なら一家に1台! ひとつで「煮る、炊く、蒸す」をこなす神家電『大同電気鍋』。ロケットニュースの記事としては久々の登場だが、何も使わなくなっていたわけではない。毎日のように、大同電気鍋でコメを炊き、先日も小籠包(ショーロンポー)を作って感動したばかりだ。
しかし日常的にヘビロテとなると、ひとつ問題が出てきた。それは「替えの内釜」が欲しいということ。替えの鍋があれば、1品作って、続いてもう1品などさらに捗りそうなんだけど……と思っていたら! 台湾では手持ちの鍋を大同電気鍋に入れちゃうこともあるという。実際に試してみた。
・大同電気鍋にテフロン鍋を入れてみた
ユーザーの方ならご存知のとおり、大同電気鍋は外釜に水を入れ、その水が熱することで内釜の食材が調理されるというものだ。なので内釜は、外釜より1~2回り小さくてはならない。
付属の内釜の直径をザックリはかってみたところ約21cm。さて、何かちょうどいいものはないかと探したところ、我が家には壊れた炊飯器(3合炊き)の内釜があったので、入れてみるとあらピッタリ! テフロン加工だし、コイツが使えたら料理の幅が広がりそうだ。
まずはコメを炊いてみよう! 通常の大同電気鍋の使い方どおりに、内釜にコメと水を入れて、外釜にカップ1杯の水を入れる。いざ、スイッチオン!!
・何これ便利! 料理がはかどりまくり
待つこと約20分……キタコレ! ふっくらご飯の炊きあがり~。蒸らし時間も不要で、通常の大同電気鍋の内釜同様に使えるではないか。
これなら、まずテフロン鍋でご飯を炊いて、その間におかずの下ごしらえ、ご飯が炊けた頃にもうひとつの内釜でおかずを作る。ああ、これは便利ですなぁ! ラクチンですなぁ!!
さらにテフロン加工の良さを生かして、蒸しケーキも作ってみると、こちらも好(ハオ)であった。
・でも故障の原因にならないか心配 / 大同日本に聞いてみた
あら、いいじゃない、いいじゃない。でも他社のものを組み合わせて使うなんて故障の原因にならないか心配だ。大事な電気鍋が壊れてしまっては後悔してもしきれない。
ということで、日本での販売元『大同日本』に手持ちの鍋を入れてもいいのか聞いてみたところ、このような回答が返ってきた。
「オフィシャルの内釜を使うのが一番安全ですね」
デスヨネー。しかし、「今すぐ壊れる」「危険!」というわけではなく、「あくまでお客様の自己判断、自己責任でお願いします」とのことだった。デスヨネー。推奨はしない、でも「ダメ絶対!」とまでは言わない回答はユーザーに最大限配慮してくれたものと言えるのではないだろうか。
ちなみに、2018年5月時点では内釜のみの販売は行っていないそう。残念! もっと日本に普及したらそんな道も開けるのだろうか? 大同日本さん、そのときはどうぞ検討のほどお願いします!
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
★こちらもどうぞ! → シリーズ『大同電鍋記』
Source: ロケットニュース24
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