【真相は？】TOKIO山口「書類送検」報道に各社バラつき / その内容を統合してみると、これは……

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「TOKIO」の山口達也の書類送検に、日本中が衝撃を受けている。所属するジャニーズ事務所はもとより、テレビ界は激震。山口達也の出演している番組は差し替えや中止が相次ぎ、報道があった2018年4月25日夜放送予定だった『TOKIOカケル』は、放送時刻変更の表示が間に合わない事態となった。

報道から一夜あけ、事件について少しずつ明らかになるなかで、その内容に違いがあることが判明した。これは……。

・報道内容が各社で異なる

報道内容にはバラつきがあり、国民的アイドルに対して一定の配慮があるのではないかと感じられる。とくにテレビ報道では、当時の様子を詳細には伝えていない。多くのメディアが、友人と共にメンバー宅を訪れた被害者が山口達也に無理やりキスなどをされ、その場を離れて警視庁に被害届を出したとしている。

第一報を伝えたNHKニュースは、被害届提出のいきさつに関する記述はなく、事件の概要を伝えるにとどまっている。ところが、サンスポは以下のように伝えている。

・サンスポの報道

「被害に遭った女子高生は山口メンバーから迫られたため、トイレに駆け込んで携帯電話で母親に連絡。駆けつけた母親が娘たちを連れ出すとともに、警視庁麻布署に被害届を出したとしている」（サンスポより）

女子高生の母親が山口達也の自宅に駆けつけ、娘たちを連れ出すとともに、警視庁麻布署に被害届を提出したとしている。さらに読売新聞では……

・読売新聞の報道

「東京都港区の自宅マンションで、知人の女子高生の体を両手で押さえつけたり、無理やりキスしたりした疑い。「遊びにおいで」などと言って女子高生を自宅に誘い、酒を飲むよう勧めていた。別の女子高生も自宅に呼ばれ、その場にいたという。被害者の女子高生が3月上旬、警視庁に被害を届け出た」（読売新聞より）

同社では、事件が起きたのは2月下旬で、被害届提出は3月上旬と伝えている。

──このように、事件の大筋については各社の報道がほぼ一致しているものの、状況説明に関してはバラつきが見られるのだ。