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どうやらみんな、本当にスーパーカブが好きなようだ。日本のみんなだけじゃなく、世界中から愛されているようだ。インドネシアを皮切りに、タイのバイク屋さんの改造カブを紹介してきた当連載だが、今回は……東南アジアを一気に北上しての中国だ!
カブに詳しい者であればあるほど、二度見どころか「三度見」してしまう改造カブを作り上げたのは、上海に店を開く『Shanghai Customs(シャンハイカスタムス)』なるカスタムショップ。『eCUB』と名付けられたマシンをよく見てみると……
エンジンがない!! ……のに、
走ってる〜ッ!!(しかも無音)
──そう! 勘の鋭い人ならお気づきだと思うが、このエンジンのないカブ『eCUB』は、中国では普通に見かける「電動バイク」なのである。無音で爆走しているアレだ、アレ。
もちろんガソリンも不要の充電式バッテリー駆動で、ノーマル状態の最高時速は50km。カスタムパーツを使えば、最高時速60kmまで出るという。
なお、デザインは旧型のカブをベースとしており、エンジンは無論、フットブレーキもシフトペダルも排除された「究極のスカチューン」とも言うべき胴回りは必見。タフなタイヤも似合っているし、なにげに後輪はディスクブレーキとなっている。
ちなみにこの電動カブを作り上げたカスタムショップ『Shanghai Customs』は、「上海に住む外国人によって2014年に設立された」とのこと。日本からバイクを輸入し、お客さんの好みに合わせてカスタマイズしているそうな。公式サイトにはSRやドラッグスターなども掲載されていたぞ。要チェック!!
参照元:Instagram @shanghaicustoms、Shanghai Customs(英語)
執筆:GO羽鳥
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Source: ロケットニュース24
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