喫煙後は45分間エレベーターに乗るの禁止! 奈良県生駒市が発表した方針が話題に → どれくらい迷惑なのか吸いたてのおっさんと一緒に乗ってみた



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タバコを吸った職員は、45分間エレベーターに乗ったらダメ! 奈良県生駒市において、明日2018年4月1日から実施される新たな受動喫煙対策が話題になっている。同市ではすでに、その旨が書かれたポスターも掲示されているようだ。

このニュースに「いいぞもっとやれ」と喜ぶ人もいれば、「いくらなんでもやりすぎでは?」と疑問を呈する人もいたりと反応は様々。そこで、これがどれくらい迷惑な行為なのかを体感するため、タバコを吸いたてのおっさんと一緒にエレベーターに乗り込んでみた。

・勤務時間を禁煙に

生駒市の発表によると、明日4月1日から職員の職務時間内喫煙が禁止になるという。これは来場者と職員の受動喫煙防止のためで、昼休憩と勤務終了後を除くすべての勤務時間が禁煙となるようだ。時間外勤務中も吸ってはいけないというのは、けっこう厳しい。

私(あひるねこ)はまったくタバコを吸わない人間なので、このニュースを聞いても「へ~、喫煙者も大変だね」くらいにしか思わないのだが、普段からタバコを吸う人にとっては、なかなかキツイ話なのかもしれない。なにせ出勤した後に吸えるのは、昼休みの間だけなのだからな。

・乗ったらアカン

話題になっている「45分間エレベーター禁止」も、今回の発表の中に盛り込まれた対策の一つである。たしかにエレベーターは狭い密室空間だ。そこへ、タバコの臭いをプンプンと漂わせる人が入ってきたら迷惑だろう。ただ、やりすぎだと考える人の気持ちも分からないでもない。

・検証

そこで、吸いたてホカホカのおっさんと一緒にエレベーターに乗り込み、エレベーター内における喫煙者がどれくらい迷惑な存在なのかを身をもって確かめてみることにした。幸い、当編集部はタバコLOVEなおっさんばかりだ。より取り見取りである。

・喫煙者と一緒に乗ってみる

45分どころか、4秒でおっさんを引っ張ってきた。『出会って4秒で××』ならぬ、『吸って4秒でエレベーター』である。さて、臭いには敏感な私だ。決してごまかされたりはしないので、覚悟するといい。




扉が閉まり、いよいよエレベーターで2人きりになった我々。ウィーーーーーン、という音だけが静かに鳴り響く……。

──よく分からねぇ。これといって特に臭わない。そこで、おっさんに思いきり顔を近付けてみたのだが、そりゃ臭いわ。ここまで近づくとさすがにタバコ臭い。が、知らない人にこんなに鼻を近付けて許されるのは、犬か資生堂のCMに出てたおばあちゃんくらいだろう。

・問題なのは有害物質

そもそも、よく考えたら問題なのは臭いだけではなかった。NHKニュースによると、今回のエレベーター禁止は「喫煙後も45分間は体内から有害物質が出続ける」という産業医科大学の大和浩教授の研究結果に基づいているらしい。すまん、私の鼻のスペックでは有害物質の探知は不可能だ……。

検証、終了

・より良い暮らしを

生駒市がこういった対策を行うのは、喫煙者・非喫煙者がお互いに安全で快適に過ごせる生活環境を作るためである。喫煙者に厳しく当たっているわけではないということは、誤解なきよう頼むぞ。吸う人も吸わない人も気持ちよく。大事なのはそこではないか。

参照元:奈良県生駒市(PDF)、NHKニュース
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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