【超大物】映画『トレイン・ミッション』公開記念「リーアム・ニーソン」特別インタビュー / スター・ウォーズについても語った



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これまでロケットニュース24には「マーク・ハミル」や「マット・デイモン」、さらには「サモ・ハン・キンポー」などなど世界的大物俳優が登場してきた。そして今回はなんと、あの「リーアム・ニーソン」がまさかの登場だ!

2018年3月30日から公開される映画『トレイン・ミッション』のプロモーション活動のため、約13年ぶりに来日を果たしたリーアム・ニーソン。噂される「スター・ウォーズのスピンオフ映画」についても直撃してきたのでご覧いただきたい。

・超大物俳優

リーアム・ニーソンといえば、これまで『96時間シリーズ』『シンドラーのリスト』『ラブアクチュアリー』『バッドマン ビギンス』……などなど、数々のハリウッド作品に出演してきた大物中の大物俳優である。名前でピンと来なくても顔さえ見れば「あ、この人ね!」とお分かりになる方が多いハズだ。

冒頭でもお伝えした通り、今回は映画『トレイン・ミッション』のプロモーション活動のため来日したリーアム・ニーソン。作品はもちろん「超絶カッコいい65歳になる方法」や『スター・ウォーズ』についても語ってくれたインタビュー内容は以下でどうぞ。

・リーアムが守る3カ条

──これまであなたが出演してきた多くの作品を観ました。お目に書かれて光栄です」

「こちらこそ光栄だよ。ありがとう」

──今作は2014年公開の『フライト・ゲーム』に続きジャウム・コレット=セラ監督と通算4度目のタッグを組んでいますね。非常に見応えがありました。

「ありがとう。監督と僕はお互いに尊敬しあっていてダンスパートナーみたいなものかな。準備は万端にして現場ではものすごいスピードで撮影していくのが彼なのさ」

──ふむふむ。

「僕はダラダラやるのが好きじゃないんだよ。集中してやった方がエネルギーがキープできるからね。ジャウム・コレット=セラ監督はそうしたところに非常に長けているんだ」

──あなたの安定感は抜群ですが、今作も安心して観ていられる作品でした。

「楽しんでやっているからかな。だって映画作りに携われているなんてそれだけでも最高じゃないか。もちろんストーリーはシリアスだけど、僕らが楽しみながら映画作りしていることが観客のみなさんに伝わるとイイね」

──なるほど。

「まだ僕がアイルランドに住んでいた幼い頃、街の演劇で習った3カ条があるんだ。それはずっと守っているよ」

──どんな3カ条ですか。興味深いですね。

「1つ、ストーリーを綴る。2つ、たくさんのエネルギーを注ぎ込む。3つ、自分自身が楽しむ、だね。僕はこのことを忘れたことはないよ」

・役作りはしない

──いい言葉ですね。では質問を変えて、あなたはこれまで様々な役を演じてこられました。役作りに際して心がけていることはありますか?

「役作りはしないんだよ」

──え! そうなんですか!?

「僕がカメラの前で演技するときは、そのキャラクターが持っているもの、つまり “オーラ” が観客のみなさんに伝わると思っているんだ。メイクや発音のアクセントで役作りする方もいるけど、僕はそういうやり方に興味がないね」

──ふむふむ。

「どんなことをしていても演者のオーラはにじみ出るものだと思うんだ。僕がするのは心のジッパーを少しおろして、キャラクターにオーラを吹き込むこと、そして観客のみなさんが真実味やリアルを感じられるようにすることじゃないかな」

──さすがです……!




「今作のマイケルは普通の男だよね。でも1人の男として良い倫理観を持っているし、そこは僕自身と共通していると思ったんだ。だから自分の素の部分を出せたと思うよ。一番ダメなのは “演じよう” とすること。大切なのは “そこにあること” なんだ」

・カッコいい65歳になるためには?

──深いですね。ちなみに私は今40歳で、65歳の時あなたくらいカッコ良くなっていることが目標なんです。そして80歳でショーン・コネリーになっていたいんですが、どうしたら実現できるかアドバイスをいただけますか?

「フフフフ。どう答えていいかわからないよ(笑)。そんなこと言われると恥ずかしくなっちゃうな」

──どうもすみません。でも先ほどあなたが仰っていた3カ条にヒントがあると思いました。

「そうだね。応用できると思うよ。君はジャーナリストで僕は役者。真実を追い求めるという意味では同じだよ」

──わ、私はジャーナリストなんて大それたものじゃないので恐縮です。

「フフフ。僕ら役者はいつも “ごっこ遊び” をしているのさ。キャラクターのフリをしているんだから。でもそこで口にすることは真実味があるように、リアルが感じられるようにしてるんだ」

──はい。

「あととても大切なのは童心を忘れないことさ。でも大人になるにつれ童心をキープするのは難しいことだよね。何事も楽しむことジャーナリストとして多くのエネルギーを注ぎ込むことそして童心を忘れないこと。この3つを守れればいい65歳になれるかもしれないね」

・スター・ウォーズ登場はあるのか?

──ありがとうございます、心に刻みます。特に童心には自信があります。最後の質問なんですが、聞かれすぎて飽き飽きしているとは思いますが、スター・ウォーズについてお聞かせください。

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「フフフ。クワイ=ガン・ジン(リーアムが演じたジェダイ)はダース・モールに殺されたよ(笑)」

──そうですね(笑)。ただ「オビ=ワン・ケノービ」のスピンオフ作品の映画化が噂されています。そしてオビ=ワンとクワイ=ガンは切っても切れない関係ですね。もし映画のオファーがあったら引き受けますか?

それはもちろん引き受けるさ。でも今のスター・ウォーズの世界観にどうすればフィットするか見えないところはあるよね」

──おお、出るって言ってもらえて良かった!

「20年前に出演したスター・ウォーズは最高の経験で思い出だよ。ただ今のスター・ウォーズがどう展開しているのか細かくは観ていないんだ。でも最後のジェダイは観たよ。30分ほど長いと思ったけどいい作品だね」

──クワイ=ガン再登場の可能性があるとわかっただけで大収穫です! 本日はありがとうございました!!

言葉の節々にジェダイ・マスターのような悟りを感じさせてくれたリーアム・ニーソン。あれだけ落ち着いた雰囲気なのに「童心の大切さ」を語ってくれたことは意外であった。渋くて超カッコよく、さらには童心を持ち合わせるリーアムが主演を務める映画『トレイン・ミッション』は3月30日公開だ。

参考リンク:トレイン・ミッション
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24 / (c)STUDIOCANAL S.A.S.


Source: ロケットニュース24






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