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近頃の公衆無線LANは暗号化されていないものが多く、場合によってはIDはやパスワードを盗み見られてしまう可能性があるという。
東京オリンピックに向けて普及が進んでいる「公衆無線LAN」について、NHKが情報セキュリティー会社と共同で調べたところ、都内の主な繁華街では、暗号化されず、情報漏えいのおそれがあるものが、無線LAN全体の14%を占めていることがわかりました。
専門家はクレジットカードなどの重要な情報を入力しないなど、リスクを踏まえて利用するよう呼びかけています。
こうした公衆無線LANは利用者が集まる場所ほど多く、新宿・歌舞伎町では同時に受信したアクセスポイントのうち40か所が、渋谷のハチ公前広場では29か所が暗号化されていませんでした。
さらに、全体のおよそ72%が共通のIDやパスワードで暗号化する方式を採っていましたが、こうしたIDやパスワードが店舗に貼り出されるなど、誰でも知りうる状態だと、同じように通信の内容を盗み見られるおそれがあるということです。
どんなリスク?
暗号化されていない公衆無線LANのリスクを確かめるため、情報セキュリティー会社の研究室で模擬的な環境を作り、会社が設定した通信の内容が見えるかどうか実験しました。この中で、暗号化されていない無線LANを通じて、スマートフォンから会員制のサービスにログインしたところ、入力したIDやパスワードが、特殊な技術で通信を傍受した別のパソコンに表示されました。
こうした方法を使うと、セキュリティーの弱いサイトではメールや画像のほか、クレジットカードの情報など機微な情報を盗み出されるおそれがあるほか、認証が必要な公衆無線LANでも暗号化されていなければリスクはあるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180316/k10011367951000.html
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Source: IT速報
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