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金融工学から考えると、現金ではなく、クレジットカードを使う方が実は有利であるという。
現在価値と将来価値
金融工学ではクレジットカードを使う方が有利になると述べた。その理由はクレジットカードを使うことで、資金を有効に使うことができるからだ。金融工学の考え方に「現在価値」と「将来価値」という概念がある。もし、100万円を「今すぐ」か「1年後」かを選択して貰えるとしたら、どちらを選ぶだろか。普通の人ならば「今すぐ」貰うはずだ。それは、1年後のことはどうなっているか分からないし、早くお金を手に入れた方が、今欲しいモノを買ったり、運用してお金を増やしたりすることができるからだ。つまり「今の100万円」と「1年後の100万円」では額面は同じでも価値が違うのだ。今の価値を表すのが「現在価値」、1年後の価値を表すのが「将来価値」になる。
仮に年利が1%だとすると、100万円は1年後に「100万円×1%=1万円」の利息がつくので、将来価値は101万円ということになる。今すぐもらう100万円と、1年後にもらう101万円は、理論的には同じ価値のはずだ。
現在価値と将来価値の差をフリーランチ
時間軸を短くしても考え方は同じだ。例えば1ヶ月後の100万円は「1万円÷12ヶ月=約833円」の利息がつくので、1ヶ月後の将来価値は約100万833円だ(便宜上、簡素な計算をしている)。クレジットカード払いは、約1ヶ月遅れて代金を支払うケースが多いのではないだろうか。仮に100万円の時計を買って1ヶ月後に代金が引き落とされる場合、この833円をフリーランチできると言える。時計を買ってもすぐに100万円を支払うわけではなく、1ヶ月後の引き落としまで100万円は金利1%の銀行に眠ったままだ。時計は既に手元にあるのに、支払い代金100万円の1ヶ月分の金利を受け取ることができる。もちろん、現金払いした場合は、この金利を受け取ることはできない。
その他のメリット
時間価値以外にもクレジットカードの利用には次のようなメリットがある。(1)ポイントが貯まる …
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https://zuuonline.com/archives/183579
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Source: IT速報
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