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米アマゾン・ドット・コムはJPモルガン・チェースなどの大手銀行との間で、当座預金口座に似た商品を作り上げ、顧客に提供する計画について協議しているという。
関係者によると、協議は依然として初期段階にあり、合意に達しない可能性もある。金融機関との協議では、若者や、銀行口座を持たない顧客にアピールできる商品の開発を目指している。この関係者は最終的な合意がどうなろうとも、アマゾンが銀行になるような動きにつながるわけではないと述べた。
この計画が実現すれば、通販サイトはもちろん、傘下の高級スーパーのホールフーズ・マーケットから電子書籍端末「キンドル」、人工知能(AI)スピーカー「エコー」まで、アマゾンがさらに日常生活に浸透することになりそうだ。自社ブランドの銀行口座に似た商品を提供することで、アマゾンは金融機関に支払う手数料を削減できるほか、顧客の収入や支出行動など貴重なデータにもアクセスできることになりそうだ。
事情を知る関係者によると、アマゾンは昨年秋、新しいタイプの当座預金口座を巡り複数の銀行から提案を募った。現在、JPモルガンや米金融大手キャピタル・ワン・ファイナンシャルなどから提示された計画を検討している。顧客が小切手を書けるか、請求書の支払いや米国全土の現金自動預払機(ATM)へのアクセスが可能かなど、どんな商品になるかは明らかになっていない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00012881-wsj-bus_all
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Source: IT速報
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