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打ち上げ花火のようにブレイクし、そして線香花火のように散っていった一発屋芸人たち。パッと思い浮かべただけでもかなりの人数がいるが、一発屋芸人の中でも「一発屋として前線で活躍し続ける芸人」と、「ガチで存在感が無くなった芸人」の2タイプに分かれると思うのだ。
私(あひるねこ)にとってスギちゃんとは、まさに後者の芸人だった。ノースリーブのデニム生地を身に着け「~だぜぇ」と話すあのワイルドキャラ、けっこう好きだったんだけどな……。そういえば今何してるんだろ? と思い調べてみたところ、ついにワイルドですらなくなっていて驚愕したでござる。
・スギちゃんとは
知らない人はまさかいないと思うが、念のためスギちゃんについてもう一度振り返ってみよう。ピン芸人であるスギちゃんは、2012年の「R-1ぐらんぷり」で準優勝したことをきっかけにブレイク。持ちネタである『ワイルドだろぉ』は、同年の「新語・流行語大賞」において年間大賞に選ばれた。
・無事、一発屋へ
こうして絵に描いたような一発屋ロードを爆走するスギちゃんだったが、やはりその後は徐々にテレビの世界からフェードアウト。話題に上る機会も目に見えて減っていく。寂しいぜぇ……。おれ、スギちゃん好きだぜぇ……。ワイルドなスギちゃんをまた見たいぜぇ……。
・ワイルドじゃないぜぇ
だがしかし、2017年に第1子となる男の子が誕生してから、スギちゃんの様子が変わってしまったようなのだ。端的に言うと、まったくワイルドじゃなくなったのである。試しにスギちゃんのTwitterを見てみよう。2018年2月23日現在の最新ツイートには、こう書いてある。
「最初は本当のくしゃみしてたら、あまりにも笑うから、うそのくしゃみしてみたら、バレずに笑ってくれてたぜぇ^_^
まだまだ見抜く力はないようだぜぇ^_^
助かったぜぇ^_^」
そこには、くしゃみのマネで楽しそうに笑う赤ちゃんと、その様子を見てこれまた嬉しそうに笑うスギちゃんの姿が収められていた。な、なんだこの……穏やかな動画は。こんなのスギちゃんじゃない! 全然ワイルドじゃない!! これではワイルドどころかマイルド。それどころか、ただの良きパパではないか!
・優しい世界
ツイートを遡ってみると、出てくる出てくる。子供を可愛がるスギちゃんの図。しかも、バズっとる! どの動画もとんでもなくバズっとるがな!! しかし、いつの間にかそんな感じになっていたスギちゃんに軽く戸惑いつつも、まったく残念な気持ちにならないのはなぜだろう。
それは、我が子に向けられたスギちゃんの眼差しが、あまりにも愛に溢れているからだ。こんな動画を見せられちゃ、こっちもついほっこりしちまうぜぇ。ワイルドではないかもしれないけど、最高のパパだぜぇ。カッコイイぜぇ。素敵だぜぇ。これからも応援してるぜぇ。
参照元:Twitter @wild_sugichan
執筆:あひるねこ
Source: ロケットニュース24
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