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日本の、特に本州の観光地で売っているお菓子って何だか似たりよったり。せんべい、モナカ、あと「ひよこ」的な雰囲気の鳥型まんじゅうなどなど……。島国だし、そこまで文化も変わらないから仕方ないか。
なーんて思ったことがある人はいないだろうか。私もちょっと思っていた。そんな折、岐阜のお土産をもらったのだ。中身はモナカだという。何も思わず開けてみたところ……何コレ!? は? モナカ!? モナカの常識、どこ行った!?
・岐阜のモナカがスゴイ
これは、岐阜県の白川郷のお土産にもらったものである。
中身はモナカ、箱の大きさの割に数が2個しか入っていないというのが気になったが、開けてビックリ!
これがモナカ!? いや、確かにモナカの皮ではあるんだけど……完全に人形じゃないか!! いや、人形というと「人形焼き」のような半立体のお菓子を思い浮かべがちだ。
しかし、『旅がらす』は半立体なんてレベルではない。360度、隙なく作りこまれており、ウルトラマンなどのソフビ人形を彷彿とさせるビジュアルなのである。
・笠やマントが着脱可能
しかも頭にかぶった笠や、マントも着脱可能だ。やだ、着脱可能とか模型好きの心もくすぐりやがって(嬉しい)。例にもれず、私も胸がときめいてしまった。
笠の下は、お狐さん? タヌキとか猫という声もあるが、『旅がらす』は人間ではなさそう。三角の耳がピンと立つ不思議な生き物であった。可愛い♪
・甘~いアンコが美味しい / 2個で380円
分解してみると、お腹のあたりにアンコがつまっている。頭とつま先まで入っていて欲しいと思うかもしれないが、十分な甘さがあるのでこれ以上多いとしつこい味になりそう。『旅がらす』のアンコは甘さを楽しめる絶妙な量だと言えるだろう。
この『旅がらす』は高山市の菓子処『まるでん池田屋』が販売しているもの。公式サイトによると
「箱を開けた瞬間かわいらしさと愛嬌が目に入ってきてもう一度飛騨に行きたいと思うように作りました」
とのこと。行く行く、旅に誘われちゃう! 『旅がらす』は飛騨市、高山市、白川郷のある白川村など飛騨地方を中心に販売されているそう。2個380円~。通販でも買えるぞ。
・ワンフェスにあっても違和感ない
こんなモナカが日本にあるなんて全く知らなかった。お菓子というより造形物と呼びたくなるほどの可愛らしさ。フィギュアやプラモの祭典『ワンダーフェスティバル』で飾っていても違和感がないだろう。岐阜でも即買いだろうけど、ワンフェスで見てもやっぱり即買いしちゃうだろうな。
参考リンク:まるでん池田屋『旅がらす』
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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