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一体何が起きているんだ、この冬は!! 何度「今季最強の寒波」がやって来れば気が済むのか。「日本終了」とか言ってる場合じゃねえ、シャレにならないほど雪降ってるぞ!
……と、「ああ、今日も雪」と憂鬱な朝を迎えている人も多いのではないだろうか。かく言う私も例年比150%で憂鬱エブリデイだ。しかし、こればかりは現代の科学ではどうにもならない。だったら雪で楽しくなる工夫をすればいいじゃない。ということで、雪にみかんを埋めることにした。冷凍みかんを作りたい。
・雪で冷凍みかんを作りたい
我が家の敷地内では1mほど雪が積もった。場所によっては1.5mほどになるところもある。雪質の適性はわからないが、量だけは十分。雪不足という韓国・平昌に差し上げたいレベル。
この雪を使って冷凍みかんを作りたい。用意したのはみかん丸1個。皮をむいて、ひとつずつバラにしたものだ。さらに、他にも凍らせると美味しそうな食品を埋めてみることにした。
まずはゼリー! これは鉄板。
ヤクルト!! 以前の記事で紹介した通り、フローズンヤクルトは海外でもお墨つきの美味しさ。これも間違いない。
そしてミスドのドーナツ! 2016年に話題になったアレ。オールドファッションを凍らせるとサクサク度が増すのである。
そのまま埋めるのは衛生的にどうかと思ったので、袋状のラップに入れて約40cmの深さに埋めてみた。
・外気は約-1度
しっかりと埋めたら見失わないように目印を立て、家族に根回しをしておけば準備OKだ!
夜中の2時頃に外気を確認すると-0.8度。むむ、これは……。道路は凍結してるし、氷が張っている場所もある。でも外気が約-1度で大丈夫かな……。
・翌日掘り出してみた
そして翌日、埋めてから18時間後に掘り出してみた。みかんを確認すると……
ブンニュ。
凍ってない! もちろん他も全く凍ってない。……全てを見なかったことにして埋めなおした。
・翌々日まで埋めてみた
そして掘り出したのは、最初に埋めてから48時間後のことである。結論から言うとカチコチに凍ったものはありませんでした。残念! シャーベット状にすらならず、いつもの顏したみかんにヤクルト、そしてゼリーであった。
最も冷凍状態に近づいたのはドーナツ。霜ヤケしていて、表面は凍らせたときのようにサクサク。中はしっとり系だ。
しかし、冷蔵庫で冷やすよりヒンヤリ、かといって半冷凍状態というわけでもなく水分もしっかり抱え込んでいる。凍る直前の絶妙な冷え加減で、冷蔵庫では味わえない不思議な冷たさになったのだった。これはこれでウマイ。
みかんは凍らなかったが、この2日間は朝起きるのがちょっと楽しかった。このワクワク感はプライスレス! もっと寒い日なら成功したのだろうか? もっと雪中深くに埋めたら凍ったのだろうか。私自身、今年の雪害に頭を悩まされており、決して雪を望んでいるわけではないが、もし機会がめぐってきたら試してみたいと思う。
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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