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準備……できてるか? 気は……緩んでないか? 情熱は……足りてるか? みなさん、くどいほどに自問自答してる時期かと思います。何度も言っているように、勝負を決めるのが何かって言ったら……準備。なかでも、気持ちの準備以上のものは無いと思うんですよ。
何の話してるか分かりますよね? サッカーちゃいますよ。ワールドカップちゃいますよ。バレンタインの話ですよ。2月14日。その日に向けて、準備できてんのかって話ですよ。
・バレンタインチョコはボール
最近、僕はこう思うんですよ。バレンタインチョコを渡す行為って、1つのパスやなって。つまり、パスを出す選手と受け取る選手、お互いの意思の疎通がないとダメなんですよ。じゃあどうやって意思の疎通をはかるのかって言ったら……くどいほどに確認し合うしかないと思うんですよ。
なので今回は、パスを出す選手が受け取る選手に対してどう思ってるのか? なかでも「こういう動きだけは、してくれるな」っていうのを聞いてきたから、紹介しようと思ってるんですよ。
噛み砕いて言うと、バレンタインチョコを何個も渡してきた女性が語る「受け取る側のNG行為」。言い換えるならば、絶対やってはいけないトラップミスやと思うんですよ。
・400本ものパスを通してきた女性
話を聞かせてくれたのは、学生時代に合計約400本ものパス、つまりバレンタインチョコを渡してきたっていう女性なんですけど、仮にAさんとしましょうか。
まず、なんで400個なのか? どれだけ情熱があふれてるのか? って直感的に感じる人もいると思うんですけど、Aさんによると「バレンタイの日は、女子も含めてクラス全員にチョコレートを渡し続けてきたから」らしいんですよ。
もしかしたら、本当は500本かもしれへん。600本かもしれへん。そのへんを想像したら、伸びしろって無限やと思うんですよ。
そうやってイメージを頭の中に描くことってすごい大事やと思うんですけど、考えてもキリないってこともあるんで、ほんだ……じゃなくて本題に行っていいですか? マスコミの皆さん、どうですか? まあ、「行くな」と言われても僕は行きますけどね、本題に。あえてね。
・男子の心無い発言
そのAさんが、今までバレンタインチョコを渡してきた中で、「感じ悪っ!」と思ってしまったことがあるらしいんですよ。早い話が、 チョコを受け取った男性の心ない発言。それが何かと言ったら……
「うわ、チョコちっさ」
──感じ悪いのは当たり前でしょ? でも、当たり前が出来ない選手もいるんですよ。当たり前のことをやってこそプロっていう意識が低いんですよ。相手との距離のとり方。基本的なポジションニング。そういうことが全然わかってないんですよ。
・危険な横パスはいらない
まあ良いように解釈するならば、「いじろうとしてる」とか「コミュニケーションを取ろうとしている」っていう見方も出来るとは思うんですよ。言うなれば、1種のボール回し。ただ僕が1つ思うのは、貰ったチョコのサイズとか味をネタにするなんて、自陣のペナルティーエリア前で悠長にボール回してるみたいなもんやということですよ。
本人は何の気なしに横パスを出してるつもりでも、結果的に危険なバックパスになってしまってる……こういうプレイを無意識のうちにやってる選手、割と多いんちゃいますかね?
・世界との差
ちなみに、Aさんがそう言われたのは中学生の時らしいですけど、「中学生やから仕方がない」とか言うのって、甘えやと思うんですよ。年齢とか、関係ないと思うんですよ。そういうところに、日本人のメンタルの弱さが出てると思うんですよ。そこが世界との差やと思うんですよ。
言うまでもないことやと思うんですけど、バレンタインチョコをもらったときの返しは、「ありがとう」。そう言える準備を、1人1人がしてるかどうか。“照れ” を乗り越えられるかどうか。回りの目とか冷やかしに対して、きちんと体を張れるかどうか。やっぱり最終的は “個の力” やと思うんですよ。
くどいほどに自問自答した結果、僕はそう思いますね。
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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