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日本の電機メーカーが世界を席巻していたころ、サムスンの関係者が視察に来ていたが、近頃ではその姿すらなくなってしまったという。
昭和の時代、日本の電機メーカーは、世界を驚かす数々のヒット商品を送り出した。だが、平成に入ると、韓国や中国勢との価格競争に敗れ、部品から最終製品まで自前で手がける「垂直統合」が立ちゆかなくなった。「日本型総合電機」は壁にぶつかっている。
部品から製品まで 重荷に
三重県亀山市のJR亀山駅から車で10分ほどのところに、シャープの亀山工場はある。かつて、ここでつくられた液晶テレビ「アクオス」は鮮明な画像が評判を呼び、「世界の亀山モデル」といわれた。
工場南側の丘を登ると、全体が見渡せる。「サムスン・スポット」。その丘は、シャープや地元の人たちからそう呼ばれた。サムスン関係者とみられる人がよく目撃されていたからだ。
亀山工場が完成した2004年の秋、シャープの元社員はこの丘で、工場に向けて一眼レフのシャッターを切る男を見かけた。
男に声をかけると、あわてて立…
https://www.asahi.com/articles/ASL1Z5RH6L1ZULFA02P.html
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Source: IT速報
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