何かの予兆? 九州広範囲で観測された「変な雲」にどよめく人々 → 正体はこれだった



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古来より人は空を見てきた。人の手の届かない領域。現状、科学的根拠がないと言われている星占いや地震雲だが、空の果てしなさを思えば謎の説得力を感じないこともない

2018年1月18日早朝、九州の広範囲で変な雲が観測され、Twitterでは「何かの予兆?」と不安の声もあがっている。朝焼けに光る帯状の雲は、確かに見たことのない形で、美しくも暗示的なものを感じなくもないが……正体は極めて科学的だった

・正体はロケット雲

その正体は、イプシロンロケット3号機打ち上げに際して発生した夜光雲。宮崎県都城市にある公開天文台「たちばな天文台」の公式Twitterでは、天文台から撮影されたロケット打ち上げの様子が公開されている。

たちばな天文台が作製した打ち上げ後のタイムラプス動画を見てみると、バッチリ噂の雲が発生するまでが収められている。良かった。何の予兆でもないんだ。




なお、イプシロンロケットとは、JAXAとIHIエアロスペースが開発した小型人工衛星打ち上げ用のロケット。産経ニュースによると、JAXAによる民間の商業衛星打ち上げは初めてのことだという。

参照元:Twitter @tachibanaobsJAXA産経ニュース
執筆:中澤星児


Source: ロケットニュース24






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