有機ELテレビ、高額だった価格も徐々に値下がり、色彩の魅力で購入へ。累計国内出荷10万台に迫る



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国内外の電機大手4社が販売を競う有機ELテレビ。当初は高額だった価格も徐々に手が届きやすい水準まで下がり、国内出荷台数は累計10万台に迫るという。

一般的な液晶テレビより色にメリハリがある点が特徴だが、実はメーカーによっても大きな違いがある。

中略

ではメーカーごとにはどう違うのか。有機ELテレビはパナソニックとソニー、東芝の国内3社と韓国LGエレクトロニクスが製造している。二子玉川 蔦屋家電の一番人気で、平野さんも「オールマイティーで総合点トップ。久しぶりに出てきた『かっこいい』といえるテレビ」と太鼓判を押すのがソニーの「ブラビアA1」シリーズだ。

ソニーの有機ELテレビは画面を振るわせて音を出せることが最大の強み。映画館のように映る人物の位置からセリフが聞こえ、例えば虫が画面の右から左へ移動するのも音だけでよく分かる。他社は画面の下部にスピーカーを配置するため画面が地面より高くなるが、ソニー製は平置きができる。「白ならはっきり白と、色を忠実に再現している。日本人に好まれやすい」(平野さん)と続けた。




反対にパナソニックの「4K有機ELビエラ」シリーズは、「色を抑えている分、繊細に見える。記憶に残りやすい色が得意」だという。パナソニック製の場合、ネット配信サービスが特に安定していることも特徴だ。

実は4社の有機ELテレビのパネルは全てLG製だ。各社は長年テレビ製造を続けてきたノウハウを生かし、色の出し方や画像処理の技術を競っている。東芝の「レグザX910」シリーズでは、通常4K対応テレビでは映像に粗さが目立つ地上デジタル放送を見ても安定しやすいといった特色がある。

ビックロビックカメラ新宿東口店(東京・新宿)のテレビ売り場で最も目を引くのはLGの有機ELテレビの価格だ。55型で30万円以上の有機ELテレビが並ぶなか、唯一の20万円台。ビジュアルコーナーの永松里美主任は「液晶を買いに訪れたが、この値段ならとLGに手を伸ばす人も多い」と話す。

同店では2017年6月に50万円前後だった価格が、各社とも15万円ほど値下がりしている。最も人気があるのはパナソニック製で、「プラズマテレビ以来の技術で色味が映える」(永松さん)という。
続きはソース元から
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO29090550W8A400C1KNTP00?n_cid=LMNST020

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Source: IT速報






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