乗客がトイレの壁にウンコを塗りたくる → 飛行機が緊急着陸する事態に



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ウンコが臭すぎて飛行機がリターン。クサいと思ったら座席で子供がウンコをしていた、滑走路で乗客がウンコして罰金、飛行機からウンコの雨が降った……といったように、これまで多くの “飛行機&ウンコニュース” が世の中を騒がせてきた。

そして新年早々、また新たな飛行機&ウンコ騒動が発生。フライト中に乗客が、トイレの壁にウンコを塗りたくったため、飛行機が緊急着陸する事態になったのだとか……。

・飛行機のトイレをダメにした男性

2017年1月4日、シカゴ発香港行きのユナイテッド航空895便がアラスカの空港に緊急着陸した。『KTVA』や『Chicago Tribune』などのメディアによると、理由は、1人の男性乗客が機内のトイレを “ダメ” にしたから。

もっと詳しく言うと、男性が機内2カ所の便器にシャツを突っ込んだ上に、トイレの壁にウンコを塗り付けまくったというのである。他の乗客たちも……

「男性は自分のシャツを便器に突っ込み、壁にウンコを塗っていた。もしかしたら拭き取ろうとしていたのかもしれないが、どちらか定かではない」

「座席でも、水や食べ物などを床に吐き出していた」

……などと証言している。そして機長は、そのように落ち着きをなくした男性を乗せたまま11時間のフライトを行うのは無理だと判断したのだった。

飛行機がアラスカのテッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港に到着した後、男性の身柄は地元の警察に引き渡された。飛行機はメンテナンスに回され、他の乗客たちに対してはホテルの部屋が用意された。

・行為の理由は不明

今のところ、男性がなぜこの様な行動を取ったか、詳しい理由は分かっていない。ベトナムのパスポートとアメリカの永住権カードを携帯していたという男性は、英語が話せず、ベトナム語通訳を介した取り調べでも意味不明のことを話していたようだ。




しかしテロ行為を疑わせるようなところはなく、ケガ人も出ていない。飛行機の運航を妨げる目的でもなかったため、男性の行為が罪に問われることはないそう。その後男性は、精神鑑定のために病院に送られたとのことだ。

・乗客やスタッフらが男性を落ち着かせる

他の乗客やスタッフは男性に優しく声をかけたり、トイレから席に連れ戻したりと、事態を落ち着かせようと尽力したとも伝えられている。そのため男性が激しく暴れることもなく、機内から文句の声があがることもなかったそうだ。それどころか、乗客の行動やスタッフらの対応の素晴らしさを讃える声すら聞かれているのだった。

参照元:KTVANBC ChicagoChicago TribuneInc.com(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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