『最後の2000円』で女性を救ったホームレス男性、1カ月後に数千万円もの大金を得ることに「このお金で他のホームレスも助けたい」



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橋田壽賀子先生のドラマ『渡る世間は鬼ばかり』ではないけれど、生きていればそう叫びたくなるほど嫌なこともある。でも今回の話を聞けば、「やっぱり渡る世間に鬼はなしだなあ」とシミジミ思うことができそうだ。

ホームレスの男性が、なけなしのお金を使って困っている女性の窮地を救ったところ、1カ月後に数千万円もの大金を得る幸運に恵まれたのだとか。一体なぜ? 詳しい経緯をお伝えしたい。

・夜の高速道路でトラブルが

2017年10月のある日、米フィラデルフィアの高速道路を走っていたケート・マクルアーさんの車がガス欠に見舞われた。時刻は夜の11時。彼女は、困り果てながら車を道路の脇に止め、とりあえず最寄りのガソリンスタンドに歩いて向かった。

そこで出会ったのが、近くの橋の下に住むというジョニー・ボビットさん。マクルアーさんを襲ったトラブルを知った彼は、彼女に「車に入って、鍵をかけて待つよう」伝えた。そして数分後、赤いガス缶を持って車の前に現れた。なんと彼は、手持ちの最後の20ドル(約2000円)で、ガソリンを工面してきたのだ。

彼はマクルアーさんにガソリン代を請求しなかったが、いずれにせよ彼女は手持ちがなかったためお金を返すことができなかったという。

・親切なボビットさんのために寄付を開始

後日、マクルアーさんはボビットさんに返金したが、それで2人の関係は終わらなかった。他のホームレスの人々と助け合って暮らすボビットさんの優しさに触れたマクルアーさんは、なんとか彼の力になろうと様々な物を寄付し始めたのだ。

ジャケットに手袋、帽子に靴下、食べ物……でもそれだけでは足りない! そう思った彼女は、恋人のマーク・ダミーコさんと共に、11月10日にクラウドファンディングサイト『Go Fund Me』でお金を募り始めることに。

彼らはサイト上でボビットさんについて説明し、目標金額を1万ドル(約110万円)に設定した。新たに借りる部屋代や自動車、半年分の生活費などが賄えるだけの額だ。

サイト上でマクルアーさんは「身を整え、毎晩グッスリと眠る場所があれば、彼の人生も良くなるはずです」「フィラデルフィアは寒くなってきました。冬の間ずっと寒い屋外で過ごすことは、どれほど大変か想像もつきません」と呼びかけたのだった。

・4000万円も集まった寄付

お金は少しずつ集まり始めた。11月16日にYouTube上で公開された動画『Paying it forward』には、「769ドル(約8万円)も集まったのか! スゴい!!」と喜ぶボビットさんの姿が収められている。




しかしその後、この話がメディアに取り上げられるや否や大きな話題となり、何千万ドルもの寄付金が寄せられることに。11月27日には約37万ドル(約4000万円)も集まっている。

一時、ボビットさんは「もう充分だから」と寄付の募集を打ち切ろうとしたそう。だが多くの人が「いや、私はあなたの力になりたいんだ!」と、寄付を続けることを主張したとのこと。

・ボビットさん「他のホームレスの人々も助けたい」

米メディア『CNN』によると、ボビットさんは、このお金で他のホームレスの人々を助け、自分の人生を立て直すことに決めているもよう。プロのファイナンシャルプランナーのアドバイスを受けるとも伝えられている。

ちなみに「これからもずっとボビットさんと友人関係でいたい」と話すマクルアーさんは、自分たちが行ったことを「自分たちのための行為かもしれない」とも話しているのだった。

「彼の喜ぶ姿がを見ると、とても気持ちがいいんです。とっても素敵な気持ちがするものなんです」

参照元:Go Fund MeCNNThe Inquirer(英語)、YouTube[1][2]Facebook
執筆:小千谷サチ


Source: ロケットニュース24






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