【100均検証】ダイソーに「美容意識は恐ろしく高いけど女子力は限りなく低いボールペン」が売っていたので使ってみた結果



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人間という生き物は欲張りである。あれも欲しい、これも欲しい……。それなら全部まとめて1つにしちゃいましょう……と生まれたのがスマホ(iPhone)なのだが、またひとつ、欲張りすぎるアイテムがこの世に生を受けていた。ひっそりと。100均に。

ということで今回ご紹介したいのは、ダイソーに売っている『フェイスローラー 油性4色ボールペン』なる商品だ。言葉だけを見ると意味不明。「ローラーなのか、ペンなのか、どっちなんだ」的な印象を受けるが、どっちもなにも、どっちもなのである。

・仕事しながらも美活ができる

どんな商品なのかといえば、ボールペンの尻にコロコロ転がる「フェイスローラー(美顔ローラー)」が付いてる……だけ。なぜそれを組み合わせたッ……と思いがちだが、おそらく「仕事しながらも美活ができる」的なコンセプトなのであろう。

仕事をしながら美活だなんて、恐ろしいまでの美容意識……ではあるが、もしもこのボールペンで顔面をコロコロしている女子がいたら、正直「うわっ」と引いてしまう女子力の低さ。オヤジが爪楊枝でシーハーしながら仕事しているのと同レベルだ。

しかしながら、たしかに最近、美顔ローラーもサボり気味。忙しくて1カ月以上は続けてきたフェイスパックもサボり気味だし、これといった美容活動ができていない今日このごろ。藁をもつかむ思いで実戦配備してみることにした。どれどれ……?

・0.7mm4色ボールペン

まず、ボールペンの性能から見ていこう。太さは0.7mmで、心地よく太文字が書ける感じ。これが4色!

黒はもちろん、赤もスラスラ。青もあるし、緑もあ……

緑はカスレて出なかったが、想定内だ。よって、3色ボールペンとして活用したい。

・主役はフェイスローラー

だが、それよりなにより気になるのは「フェイスローラー」の使用感であろう。さっそく使ってみた。

素材としては、やや固いゴム。分かりにくい例えかもしれないが、タミヤの『レーサーミニ四駆(初期型)』のオフロードタイヤのスパイク部分をニッパーで1つ1つカットして、強引にオンロードタイヤにした感じ……と思ってもらえれば間違いない。




もっとわかりやすく例えるなら、「やや固い消しゴム」といった感じだ。そんなローラーを、アゴのあたりからコメカミのあたりまで、コロコロと流してみたところ……

痛い。痛いのだ。ゴリゴリして、非常に痛い。痛いよこコレ〜( ;∀;)

ただでさえ「ミニ四駆のスパイクタイヤのニッパー切り」くらいの固さなのに、サイズが小さいからなおさら痛い。気持ち良いといえば気持ち良いが、いかんせん痛い! 緑も書けないし、なんだよコレ!! ……と、一瞬はキレた。だが……

むしろこのローラーを「ローラーという乗り物」だと思いながら、机や椅子のまわりを「ブイ〜ン、ブイ〜〜〜ン」と走らせてみると……これがけっこう面白い。

コントロール次第で、多少の段差も軽快に乗り越える「ローラーという乗り物」。垂直に立った壁でさえ、吸い付くように走り抜ける「ローラーという乗り物」。これは地味にオモシロい! ついつい無言でゴリゴリと「走らせてしまう」魅力がある。

そういえば、小1とか小2のころは、消しゴムをクルマに見立てて授業中も走らせてたわ……。直角の壁すらも、吸い付くようにコーナリングさせてたわ……なんて走り屋時代を思い出しながら、38歳、無我夢中でペンをゴリゴリと走らせていた。

何も知らない人が見たら奇行にしか見ないかもしれないが、私の目には「砂ぼこり舞うオフロードで爆走するローラー」が見えている。机の上はサーキット。椅子の肘掛けはジャンプ台。もしも落ちたら一巻の終わり……。ライバルを、ぶっちぎれ!!

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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