保護者の許可なしに「学校が女児の頭を丸坊主にする事件」が米の特別支援学級で起こり波紋 / 母親が激怒して訴える展開に



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理不尽な要求を学校に押し付ける自己中心的な親が、「モンスターペアレント」と呼ばれだして久しくなる。その一方で、教員が生徒を “しごき” と称して体罰を加えるなど、「モンスタースクール」と称したくなるケースも起こっている。

そんななか、保護者の許可なしに「学校が女児の頭を丸坊主にする」事件が発生して、母親が激怒。学校側を訴える展開になっているという。

・学校に迎えに行くと娘の頭が丸坊主に!

米ニュースサイト『7NEWS』によると、米マサチューセッツ州ボストンに住むデニース・ロビンソンさんが、7歳の娘トゥルーちゃんを学校へ迎えに行くと、ロングヘアだった娘が丸坊主になっていたのだという。

精神的な障害を抱えているトゥルーちゃんは、「Little Heroes Group Home:リトル・ヒーローズ・グループホーム」と呼ばれる特別支援教育を提供する学校に通い、週に何日かは学校に宿泊していたそうだ。

・「衛生的な理由で丸刈りにした」と述べる学校

母親はトゥルーちゃんの頭を刈ることについて学校から一切連絡を受けていなかったとのことで、学校側は保護者の承諾なしに児童の髪の毛を切り落としたことになる。

この信じられないような事態について、トゥルーちゃんの母親であるデニースさんが学校側に説明を求めたところ、「衛生的な理由で」と答えられたのだとか。だが、トゥルーちゃんは髪にシラミがいたわけでもなければ、ドレッドヘアだったわけでもないという。縮れ毛のロングヘアなだけである。

また、英ニュースサイト『METRO』によると、母親が娘を学校へ送った際は、二つにくくった髪を三つ編みにして衛生的に問題はなかったらしい。




・学校スタッフが人種差別的な発言をしていた!?

さらに、学校のスタッフが、動揺するデニースさんに「生えてくる髪の毛は真っ直ぐに伸びるでしょう」と、人種差別とも取れる発言をしていたようだ。

なお、デニースさんは弁護士を雇って訴えを起こし、児童家族局が学校を捜査中だと報じられている。一方のトゥルーちゃんは、頭を丸坊主にされたことにかなりショックを受けていたそう。

それにしても、こんな理不尽なことを自分の子供にされたら、親なら誰でも激怒してしまうのではないだろうか。とにかく、今回の件がトゥルーちゃんにとってトラウマにならないことを願うばかりだ。

参照元:Twitter @JacquiHeinrich7NEWSMETRO(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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