眼球にタトゥーを入れて失敗した女性が視力をほぼ喪失 / 円形脱毛症になり精神的に追い込まれる



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海外において、ファッション感覚でタトゥーを入れる人は多い。顔に彫り込む人がいたかと思えば、それでも飽き足らないと言わんばかりに、眼球にタトゥーを入れるマニアまでいる。

しかし現在、ある女性が眼球に入れるタトゥーに対して注意を喚起している。というのも、彼女は眼球にタトゥーを入れて失敗。そのせいで「片目の視力をほぼ失った」上に円形脱毛症になり、精神的に追い込まれてしまったというのである。

・目の強膜にタトゥーを入れたところ……

英ニュースサイト『INDEPENDENT』によると、眼球にタトゥーを入れて視力をほぼ失ったのは、カナダ人で24歳のキャット・ギャリンガーさんだ。彼女は目の強膜(白眼の部分)を紫色にするタトゥーを入れたのだが、施術後に目から紫色の液体が流れ出してきたとのこと。

慌てて病院に駆け込んだ彼女は、抗生物質入りの目薬を処方された。しかし、点眼すると、左目がパンパンに腫れる結果に。それだけでなく、左目の視力が劇的に落ちて、ぼんやりとしか見えなくなったのだという。

・タトゥーを入れる器具が完全に殺菌されていなかった!?

そこで再び病院を訪れ、今度はステロイド入りの目薬を処方されたので点眼したところ……ますます症状が悪化。紫色のタトゥーが、角膜の辺りで塊のようになってしまったのだ。

そして彼女は、その様子を写した写真を自身の Facebook ページに投稿しているのだが、パンパンに腫れ上がった左目をはじめ、紫色の液体が目から流れている姿はかなりショッキング……。彼女を診断した医師は、タトゥーを入れる時に使用した器具が完全に殺菌されていなかったため、感染症を起こしたのではないかと見ている。

・鬱状態になり自殺を試みるほど追い込まれた状態に……

その後、彼女は医師から「視力が回復する見込みは少なく、左目が失明する可能性もある」と告げられて、精神的に追い込まれるほどに……。Facebookに投稿した動画で、「ストレスのせいで円形脱毛症になってしまった挙句、体重も落ちて外に出かけなくなってしまった」と、涙ながらに訴えている。




その後、目の腫れはひいたようだが、なかなか落ち込んだ状態から回復しない様子で、角膜を専門とする眼科医のもとを訪れて、手術が可能かどうか経過を見る予定だとも語っていた。

自らの体験をもとに、彼女は「強膜にタトゥーを入れようと思っている人は気をつけるべきだ」と注意を喚起している。タトゥーだけに限らず、美容整形などにしても安易に施術を受けるのではなく、しっかりとリサーチをし、後悔しないかどうか熟考しなければいけない。

参照元:Facebook @Catt Gallinger[1] [2]INDEPENDENT(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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