電子タバコに替えただけで「地球にいいことした☆」と思い込む『勘違いエコ野郎』は何のつもりなのか?



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私、P.K.サンジュンは、今や絶滅危惧種に指定されつつある紙巻きタバコの喫煙者だ。喫煙者には何かと肩身の狭いご時世であるが、人様の迷惑にならぬよう指定の場所で、なんなら喫煙OKの居酒屋でも、なるべく迷惑にならぬようひっそりとタバコを楽しんでいる。

一方で、最近になって爆発的に増加しているのが「電子タバコ」の愛煙者たちだ。それだけで私はとやかく言うつもりはないが、中には「電子タバコにした俺って地球にいいことしてるゥゥウウウ!」と思い込んでしまう『勘違いエコ野郎』もいるから気が抜けない。

・増え続ける電子タバコの愛煙者

冒頭でもお伝えした通り、私は法律に定められたルールに従い、決められた場所でしかタバコを吸っていない。歩きタバコなんてもちろんしていないし、喫煙所が見つからなければひたすら耐えるだけである。それが現代に生きる、喫煙者の最低限のマナーだと思うからだ。

そして「電子タバコ」の愛煙者たちにも、特にこれといった感情は持ち合わせていない。電子タバコも時代の流れ、「いつしか俺も電子タバコにする日が来るんだろうな……」とは思いつつも、普段吸っている紙巻きタバコが無くなっていない以上、焦って電子タバコに替える理由が見当たらないのが現状だ。だがしかし……。

電子タバコ愛煙者の中には「まだ紙巻き吸ってんの?(笑)」と、挑発的な態度を示してくる馬鹿が多いことも事実である。そんな馬鹿野郎たちには一言だけ「放っとけ馬鹿!」と贈りたいが、中にはさらに突っ込んで、

「煙とゴミで地球に迷惑をかける紙巻きタバコを、なんでいまだに吸ってるの?」

……と真顔で聞いてくる、勘違いエコ野郎がいるから恐ろしい。ちなみに、私にそう告げて来たのは、当編集部の佐藤英典(電子タバコ歴 約半年)である。




重ね重ねになるが、私は電子タバコ愛煙者だからといって、それだけで特別な感情になることはない。むしろ同じ愛煙者同士、仲良くやっていきたいと心の底から願っている。非喫煙者からすれば、紙巻きだろうと電子だろうと「喫煙者は喫煙者」ではなかろうか?

それなのに電子タバコに替えただけで、突然地球規模の話を繰り出してくる馬鹿野郎の思考はどうなっているのか? 数十年に渡り自分も紙巻きタバコを吸ってきた事実を忘れてしまったのだろうか? どんなロジックで電子タバコがエコ活動だと思い込んでいるのか? ある意味でホラーである

しつこいようだが、私から電子タバコ愛煙者に向けてのメッセージは特にない。だが、上述したような発言で絡んで来られると「もしかして電子タバコって脳に悪いの?」と思わざるを得ないこともまた事実である。健全な電子タバコ愛煙者にとっても迷惑な話なので、心当たりのある方はどうかお気を付け願いたい。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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