チケット転売防止の切り札に『マイナンバー』がついに導入へ → ネット上は賛否両論「転売ヤー終了だな」「個人情報ダダ漏れしそう」など



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2017年7月12日、日本経済新聞が「2018年にもチケットの高額転売を防ぐため、マイナンバーを活用した新システムが稼働する」と報じた。社会問題化しつつあるチケット高額転売問題に対しついに総務省……つまり国が動いたようだ。

これが事実であれば、朗報以外の何物でもないが、なぜかネット上には賛否両論が渦巻いている。反対及び懸念を示している人たちは、何を憂慮しているのだろうか?

・マイナンバーを利用したシンプルなシステム

総務省とチケット販売大手企業 “ぴあ” が導入するというチケット販売の新システム。マイナンバーカードの認証機能でチケット購入者を特定、買った本人のみに入場を認めるというシンプルな構造である。

シンプルなぶん不正は困難で、新システムがあたり前になればいわゆる “転売ヤー” は激減するに違いない。また、転売希望者には定額でチケットが売買できる専用サイトも用意するようだ。

これだけ聞くと、前向きな非常に良い取り組みにしか思えないが、なぜかネット上の意見は「大賛成!」という声と同じくらい、新システムに不安や懸念を示す声が後を絶たない。以下でそれぞれの意見をご覧いただこう。

・賛成派の声

「いいぞ、どんどんやれ」
「転売ヤー死亡ですね」
「これは良い取り組み」
「ようやくマイナンバーが活躍するのか」
「欲しい人があたり前に買えるようになるね」
「国と企業が真剣に取り組めば、ある程度は転売ヤーを減らせるハズ」
「高額転売防止ってなだけなのに発狂してる人はなんなの? 転売ヤーなの?」




・反対派(懸念派)の声

「セキュリティ突破されて個人情報ダダ漏れでしょ」
「ヤバいニオイしかしない」
「メリットよりデメリットの方が多そう」
「これってマイナンバーの目的外使用にならないのかな?」
「マイナンバーで確認するとこでは買わなくなるだけだろ」
「海外勢が買えなくなるんですね」

両者の意見を見てみると、確かにマイナンバーを持たない海外勢の問題はある。だが、それ以外の意見は、説得力に乏しい抽象的な意見が多いようだ。

何事も新しい試みには必ずデメリットが存在する。だがしかし、チケット高額転売問題がこのままでいいハズがない。懸念材料があろうとも、異常な価格でチケットが取引されている現状がある以上、新たな取り組みは必要だと思うのだが、あなたはどう考えるだろうか?

参照元:日本経済新聞
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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