【検証】Amazon不動の1位「Bluetoothスピーカー・Anker SoundCore」に第2弾が登場! どう変わったのか音質をグラフにして確かめてみた



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今や地球最大規模のインターネットショッピングサイトとなった「Amazon」。そんな「Amazon」の商品の中でも、世界的人気を誇る Bluetooth スピーカーがAnker「SoundCore」だ。

2017年6月13日、その「SoundCore」の第2世代目となる『SoundCore2』が登場。スピーカーの出力を強化させつつ防水機能も備えたとのことで、これは期待大だ。さっそく購入して、その音質を確かめてみた。

・Anker『SoundCore2』とは

新発売のAnker『SoundCore2』は、メーカー希望小売価格4999円(税込)の商品で、6月22日現在、Amazonでも同じ価格で販売されている。ちなみに、初代「SoundCore」のメーカー希望小売価格も4999円だが、最近は3999円でも販売されているもようだ。

第2世代目になり大きく変更されたのが、冒頭でもお伝えした「スピーカーの出力」と「防水機能」である。Ankerの情報によると、初代は “3W × 2” であったドライバーが “6W × 2” へと強化され、流水に耐え得る “IPX5” の防水性能も備えているという。

その他のスペックだが、80%の音量での連続再生が最長20時間、重量は360gで初代とほぼ変わりないが、充電時間が約2.5時間と大幅に短縮されているもようだ。さて、肝心の音にはどれほど磨きがかかっているのだろうか?

・簡易的に音質をグラフ化して検証

それでは、初代「SoundCore」と新製品『SooundCore2』の音質を、比較検証していこう。検証方法は以前と同様、実際に音を聴いた感想と合わせて、iPhone用アプリ「Audio Frequency Analyzer」で簡易的に音質をグラフ化していく。

・初代「SoundCore」の音質

はじめに初代「SoundCore」でさまざまな音楽を聞いてみると、さすが Amazon ランキング不動の1位というだけあって、バランスの良いサウンドだ。低音の量感は決して多くないが、全体的に上手くまとまっていて大変聴きやすい




グラフを見てみると、耳で感じた通り160Hz以下の低域が弱めではあるものの、中域から高域にかけてはムラなく再生されている。強調された帯域のない、ボディサイズ相応の素直な音質といえるだろう。

・新製品「SoundCore2」の音質

続いて、「SoundCore2」で曲を再生すると……音に立体感があって、高音がキレイに響く。低音については、初代よりも聴こえやすくなった程度で、目立って強調された感じはしないが、サウンド全体はグッと鮮明になっている

グラフを確認すると、初代では弱めだった160Hz以下の低音が出ていながら、4kHz以上の高音が若干上がり気味だ。やはり、低域の再生範囲が広くなって、高域が聞き取りやすくなっている様子が現れていた。

「SoundCore2」は、初代の特徴であった長い再生時間はそのままに、音質と耐久性を向上させた優れものだ。しかし、上位価格帯の製品に比べて低音の量感は多くはないので、“ズンズン” とパワー感のあるサウンドが好みの方は、他の製品も視野に入れた方がいいかもしれない。

以上、Bluetoothスピーカー選びの参考になれば幸いである。

参考リンク:Amazon「Anker SoundCore 2」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.


Source: ロケットニュース24






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