『タイタニック』の監督が「ジャックが海に沈むシーン」を検証した実験動画に反論!!「その結果はあり得ない」と異を唱える



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1997年に公開された大ヒット映画『タイタニック』は、今年で公開20周年を迎える。タイタニック号で出会ったジャックとローズの切ない恋に涙した人は大勢いると思うが、本作を手掛けたジェームズ・キャメロン監督が、「ジャックが海に沈むシーン」を検証した実験動画に反論! 「その結果はあり得ない」と異を唱え、自論を展開しているのである!!

・ジャックは助かっていたのでは……!?

タイタニックが氷山に激突して海に沈みつつあるクライマックスシーンで、凍てつく海に放り出されたジャックとローズ。ジャックは海面に浮いていたドアに彼女を乗せ、自分は「ドアが小さすぎる」という理由で海に浸かったままに……。そして、低体温症になったジャックは海に沈み、帰らぬ人となってしまったのだ。

あるインタビューで、ローズを演じるケイト・ウィンスレットが、「あのドアには2人とも乗れて助かったはず」だとコメントしていたこともあった。

・問題のシーンを再現した実験があった!

その点について気になっていた人は多かったようで、米実験番組『怪しい伝説』が問題のシーンを検証する実験を敢行! その結果、なんとか番組出演者2人がドアに乗ることが出来て、「ジャックは助かったのではないか」との結論に達したのだ!

ところが、その実験結果にキャメロン監督が異を唱えたのである。実験が行われたのは温暖なサンフランシスコで、しかも実験台になった2人は、ドアの上に乗るのにかなり手こずっていたのだ。

・実験動画に監督が反論!

そして監督は、実験について次のように反論している。

「マイナス2度の海水に浸かってドアに上ろうともがいていたら、5~10分で低体温症になってしまう。2人がドアに乗れたとしても、その頃には命が尽きてしまうだろう。ジャックの最善の選択は、ローズだけドアに乗せることだったんだ。(『怪しい伝説』の)出演者は面白いし一緒に番組に出るのは楽しいけど、あの実験の結果はバカらしいね」




と結果を一蹴!! あのシーンで、ジャックとローズの両方が助かる道はなかったと断言している。

問題のクライマックスシーンをパっと見ただけでは、「ドアに2人とも乗れるスペースがあるじゃん!」と思ってしまう。だが理論的に考えたら、「ジャックが助かる道はなかったんだ……」と思わざるを得ないようだ。

参照元:Facebook @TitanicYouTubeThe Daily Beast(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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