受験生必見!勉強効率を上げる5つの脳活用方法とは!?



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進学や受験など語学、資格、趣味、読書等、新しい事を学ぼうとするときに知っておいたら便利なこと。それは、「脳の学習システムを把握すること」です。あなたの脳がどのようにすれば新しい情報を取り入れてくれるか?その方法には共通点があり、その方法を知れば飛躍的に脳の働きがよくなりますよ。その結果、学習、勉強効率が上がり、限られた時間のなかで最大限のパフォーマンスを期待できるでしょう!是非参考にされてみて下さい。

視覚的情報のほうが頭に入りやすい

脳の約半分が視覚情報の処理に直接関与している と、いうようなことがよく言われますが、脳の非常に多くの部分が複数の機能を持っているので、そのように一概に語ることは正直難しいです。しかし、「ディスカバー」誌によると、視覚情報処理専用のニューロンが大脳皮質の約30%を占めているそうです。脳のパワーのかなりの割合が目と見たものを情報に変えるプロセスだけに使われているということになります。というのも視覚は多くのエネルギーを必要とするばかりでなく、情報処理において、ほかの感覚よりも優位な知覚だからです

その最たる例がワイン愛好家54人を対象にしたテイスティング実験です。実験者らは味も香りも付いていない赤い着色剤を白ワインにたらし、被験者たちが味だけで白ワインであることに気付いたかどうかを試してみました。すると、彼らは全く気付くことがありませんでした。それほど私たちの視覚は世界をどう解釈するか大きく左右し、他の感覚を凌いでしまうこともあります。

もう一つ驚くべき事実があります。それは私たちが文章を画像として捉えているという ことです。今、あなたの脳はこの記事を一文字ずつ画像と解釈しています。そのため読むことは画像による情報処理の早さと簡単さに比べると非常に効率の悪い作業になっています。あなたを含め、私たちは静止画に比べ、動くものに特別の注意を払います。

そのようなわけで画像や映像は学習には欠かせないツールになります。ですので、脳は視覚優位で物事を判断します。そこの部分を活かすにはどのようにすれば良いか?例えば画像付きカードを入手・作成したり、新聞・雑誌 から切り抜いたイラスト・写真等貼り付けて、活字だけではなく活字+画像or動画で脳は効率よく働いてくれるようになります

 

詳細よりも概要のほうが覚えやすい

新しい事柄をいくつも覚えるときは大量の情報に混乱しがちです。圧倒されないためにできることの一つに、頻繁に全体像を照らし合わせるという方法があります。新しいことを学習するときは大抵概要から始まる はずなので、その後新しい事柄を覚えるたびにそれがどう全体像に結びつくか検討します。

実は、あなたの脳には習ったことの詳細よりも要点のほうがよく覚えているという傾向があります




脳が新しい情報を取り込む際、何かすでに知っている情報に結びつけることができると記憶が保持されやすいのです。なので、物事の要点から学習することがいいというのはそのためです。まず、要点を押さえておけば、一つ一つの詳細をそれに絡めて覚えることができるのです。学習していることの概要を図やメモで一ページにまとめたものを、いつでも参照できるようにして要点を新しく学ぶたびに書き足していきましょう。

 

睡眠が学習と記憶に影響する

新しいことを習い翌日それをテストされた場合、その間にとった一晩の睡眠がテストの成績を大きく向上させることが証明されています。ある、運動技能の研究で新しい技能を学んだ参加者たちを調べたところ、一晩の睡眠を挟んで12時間後にテストされたグループは、技能が20% ほど向上し、睡眠をとらずに同日の4時間後にテストされたグループは約4%弱の技能向上に とどまったのです。これって、昼寝も一晩寝たと同様に効率よく習得できるんです。あと、学習の前に寝るのも効果的 です。睡眠は新しい情報をたくさん吸収できる様になります。

 

寝不足は新しい情報の習得能力を大きく損なう

何気なくやってしまう夜更かし・・・。次の日、寝不足 でフラフラなんてことはありませんか?私なんて、しょっちゅうです(笑) でも、寝不足ってとても怖いものなんです。正直睡眠の目的がまだまだ完全には解明されていないため、私たちは睡眠の必要性をあなどっている ところがあります。睡眠が足りないとどうなるか・・・

  • リスクを避け古い習慣に頼るという無難な行動 をとる
  • 身体能力がおちる
  • 脳が新しい情報を習得できる力が40%近く低下⇒なので徹夜は労力の割には非効率
  • イライラする
  • 認知力低下
  • 道徳的判断力の低下
  • 免疫力の低下
  • 2型糖尿病のリスク
  • 不整脈の悪化
  • 心臓疾患のリスク
  • 反応の遅延

等、睡眠不足が与える影響は百害あって一利なしです。ハーバード・メディカル・スクールの研究では何かを学んだあとは最初の30分が重要で、その間に睡眠不足だった場合、30時間経ったあとに十分な睡眠をとっても睡眠の学習効果が得られないことがわかっています。なので徹夜はやめましょう。学習・練習する ときは覚醒しているときにしてください。そして新しいことを学んだ後も睡眠不足は絶対に避けましょう。

 

最後に・・・他人に教える(アウトプット)

自分が学んだことを他人に教えることがあるとき、新しい情報をより効率的に取り込むことができます。ある研究で参加者の半分が学んだ情報を後でテストしますと告げられ、もう半分は学んだことを他人に教えなければならないと告げられました。しかし、実際は他人に教えることはなくテストを されました。その結果、他人に教える心づもりを していた被験者の方がテストの成績が良かったのです。私たちは自覚していないかもしれませんが、この情報を後で人に教えなければならないと思って学ぶと、無意識のうちに良い学習法を編み出す傾向があるようですね。

Source: GOEMON雑学王






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