【話題沸騰】創業90年の銭湯が “居酒屋” に変身 → 湯船で酒を飲めるスタイルが見事に完成 / 東京・港区『分福』



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日本人は銭湯が大好きだ。流行りのスーパー銭湯も良いが、壁一面に富士山の絵が描かれている昔ながらのやつが特に良い。たまには縁起の良い富士山を眺めながら、のんびり贅沢なリラックスタイムを心ゆくまで味わいたいものである。

今回ご紹介するのは、そんな贅沢が叶えられる居酒屋だ……大丈夫、意味が分からないのはあなただけじゃない。とにかく銭湯気分が味わえる居酒屋に行ってきたので報告したい。

・慶応仲通り商店街『分福』

JR田町駅、都営地下鉄三田駅から徒歩数分の飲み屋街には、2016年の春まで熱湯で有名な小さな銭湯「万才湯」があったという。なんでも、創業から90年ほど親しまれてきた万才湯は5月に廃業となったが、地域に愛された銭湯の面影をそのまま残した居酒屋『分福』が11月に開店したようだ。
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・富士山の絵が本気

それにしても、銭湯の面影を残した居酒屋とは聞いたことが無い。さっそく店内をのぞいてみると……マジかよ完全に銭湯だな。浴槽や鏡がそのままで壁には大きな富士山が。さらに富士山の壁画は、日本に2人しかいない背景画師の中島盛夫さんが描いたガチの富士山とのこと。
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・名物は魚やシュウマイ

富士山に圧倒された後は、服を着たまま湯船に浸かるスタイルの席に案内され、店員さんオススメの「帆立とカニのシュウマイ(780円)」を注文した。メニューはいたって居酒屋的で「銚子港の朝捕れ鮮魚」なども人気があるらしい。お酒を飲みながら、ついつい長風呂してしまいそうな居心地の良さである。
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さて、気になるシュウマイの味はというと、帆立の旨味と食感、カニの味わいが絶妙にマッチし、ジューシーなウマさが口全体に広がり美味であった。ふと横を見ると「浴室で毛染めはお断り」という注意書きを発見……どうやら、店内のあちこちに銭湯ネタが隠されているようだ。
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というわけで今回は、居酒屋で湯船に浸かり富士山を眺めながら「いい湯だな」気分を味わうことができた。昔から憩いの場であった銭湯が、居酒屋という形で蘇ったといえる分福。普段なかなか言えないことも一緒の浴槽で酒を飲めば言えるかも。気になった方は、ぜひ足を運んでみてくれ!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 分福(ぶんぷく)
住所 東京都港区芝5-23-16
時間 17:00~24:00
休日 なし

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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