妻にムスコを切断された男性がその心境を明かす「何が起こったか分からなかった」「人生を終わらせたかった」など



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「あなたにとって大切な体の部位はどこですか?」と聞かれれば、多くの殿方が「ムスコ」だと答えるだろう。もちろんどの部位だって大切だが、男性にとってムスコとは特別な存在だと聞く。

なら突然ムスコを切断されれば、筆舌に尽くしがたいショックや恐怖を感じるはずだ……。この度、妻にムスコを切りとられた男性が心境を激白したのでお伝えしたい。

・ムスコを切断された男性「何が起こったのか分からなかった」

今から23年前の1993年6月23日、米バージニア州でジョン・ボビットさんが、当時の妻ロレーナさんにムスコを切りとられた。世間を大いに騒がせたこの事件は、映画『ファイト・クラブ』の中でも言及されるほど広く知られている。

ジョンさんはその当時のことを、2016年11月24日に公開されたテレビ番組『Scandal Made Me Famous』の予告動画で次のように語った。

「妻が何を切りとったのか、始めは分からなかった。とっても素早く切りとって、すぐに逃げたからね。その様子が視界の隅で見えた気がしたけれど、何だか分からなかった。下を見ると血の海だった」

ロレーナさんはジョンさんの財布から100ドル(約1万円)盗み、片手に包丁を、片手に切りとったムスコを持って逃げ出したということだ。

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・「もう生きたくない」と感じたジョンさん

急いで止血し、病院に急行したジョンさんだが、医師から「ムスコを元に戻すことは無理かもしれない」と言われ、「もう生きたくない。人生を終わらせたい。青天の霹靂(へきれき)すぎて、自殺しか道はない」という気持ちになったそうだ。

しかし警察が近くの草原に落ちていたムスコを発見し、手術は成功。ムスコが無事にくっ付いたことに舞い上がったジョンさんはすぐに母親に電話し、「母さん、信じられないよ! 僕のムスコがたったんだ」と報告した。すると母親は「そんな話は聞きたくないね。父さんに話しな」と一蹴した。

・妻がムスコを切断した理由は?

海外メディア『TIME』によると、ムスコを切りとった理由についてロレーナさんは以下のように供述している。

「性行為のとき、夫はいつも自分自身だけ満足して、私を満足させてくれなかった。夫は自分勝手な人間なんです」

後の裁判で、ロレーナさんは精神異常と診断されて無罪となっている。

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・大人のビデオに出演するなど活躍

「もう生きたくない」と感じたジョンさんだったが、その後は『切断部(The Severed Parts)』という名のバンドを組んだり、切断されたムスコを売りにした大人のビデオに何度も出演したりと、常人には真似できない活躍ぶりを見せている。

彼の出演した作品は記録的な大ヒットを遂げており、いくつもの賞を受賞しているようだ。

・ロレーナさんもジョンさんからの被害を訴えていた

ちなみにロレーナさんも、性的・肉体的な虐待を受けたとしてジョンさんを告訴したが、ジョンさんもまた無罪となっている。彼女は今では他の男性と再婚し、ドメスティックバイオレンスに苦しむ女性たちを支援する非営利団体を運営しているとのことだ。

そんな彼女についてジョンさんは、「ロレーナを責めるつもりはない。僕たちはお互いを傷つけあった。彼女の幸せを願う」と話しているのだった。

参照元:indy100PeopleIndependent Journal ReviewMail OnlineTIME(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ


Source: ロケットニュース24






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