厚労省が「セーラームーン」とまさかのコラボ! ポスター・リーフレットにコンドームまで用意して性感染症の予防啓発



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意外と知られていないことなのだが、近年性感染症が増加しているそうだ。「梅毒」は2010年の段階で約600例だったのに対して、2015年には約2700例に増加しているという。わずか5年で約4倍に膨れ上がっている。

これを受けて厚生労働省は、正しい知識と予防手段を伝えるために、国民的な人気アニメとコラボすると発表した。そのアニメとは『美少女戦士セーラームーン』である。え!? セーラームーン? もっとふさわしい作品があったと思うんだけど。たしかに斬新なんだけど……。

・検査しないと……

厚労省は幅広い層に認知されているという理由から、セーラームーンの起用を企画し、作品の作者の武内直子先生に賛同を頂き、今回のコラボに至ったと説明している。

「検査しないとおしおきよ!!」、たしかにインパクトのあるキャッチコピーだ。お馴染みのフレーズだけあって、スッと耳に入ってくるんだけど、まさかセーラームーンが性感染症の予防を訴えることになるとは。20年前には想像することすらできなかった……。

・使われない予感

予防を呼びかけるために、A4サイズにリーフレットを15万6000部。A2サイズのポスターを5000部作成。さらに、ハート型パッケージのコンドームも6万個用意するのだとか。

レアアイテムとして人気を集めそう。そのために、使わずに取っておこうと思う人が出ないか心配だ。そればかりか、ヤフオク! とかに出品されたりして。使うために用意したのに、結局使われないことになる可能性も否めない。ちなみにネット上では困惑の声が挙がっている。




・ネットの声

「セーラームーンって中学生ではなかったっけ」
「いいんですかねコレ」
「なんでセーラームーン」
「中学2年生では……」
「なぜセーラームーン」
「イメージと違うよね」
「おしおきしてください」
「思い切ったことしたな」
「あかんやん」

やっぱりもっとふさわしいアニメがあったのでは……。とにかく、啓蒙活動には一役買っているようだ。

参照元:厚生労働省(PDF)、Yahoo! リアルタイム検索
執筆:佐藤英典


Source: ロケットニュース24






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