新紙幣発行で50兆円の「タンス預金」はどうなるのか



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政府が2024年に新紙幣に切り替えることを発表した。これに関連して、現在50兆円あるとされる「タンス預金」はどうなるかに関心が集まっているという。

第一生命経済研究所首席エコノミスト・熊野英生さんの分析です。

現在、現金流通残高は100兆円あるが、そのうち流通していないタンス預金(退蔵紙幣)は約半分の50兆円(2019年1月末)もある。このタンス預金が動き出す可能性がある。

この巨大なタンス預金の持ち主は、現行札で持っているタンス預金が、2024年以降は古い紙幣となるのが居心地が悪いと思い、紙幣以外の保蔵手段に変更することが考えられる。また、それとは別に政府がタンス預金を狙って改刷を進めているのではないかと思う人々が、タンス預金以外に資金を分散した方が良さそうだと思って動かすことも起こりうるだろう。




今後の変化を占うために、2004年11月の前回改刷について振り返ってみたい。前回の改刷発表は2年前の02年8月であった。発表後のタンス預金は、まだ金融不安の残り火があって積み上がりのトレンドが続いていたが、改刷の1年前くらいからタンス預金はいくぶん減り始め、04年11月には前年比マイナス3%を記録した。

改刷でも97%は動かなかったと言えるが…
続きはソース元で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000006-mai-bus_all

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Source: IT速報






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