【悲報】厚労省の勤労統計問題、COBOLを読める人が居ないことが原因だった



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厚生労働省の毎月勤労統計調査についての特別監察委員会の報告書が出され、おおむね事実関係が明らかとなった。COBOLを扱える者が居なかったことが原因だという。

ーー当時の担当課長は「抽出調査としたことについて、覚えていないが当時自分が決裁したと思われる決裁文書を見たらそのように残っていたのでそうなのだと思う。ただ、抽出していたとしても労働者数に戻す復元を行っていれば問題ない」と供述しているが、この復元が行われた形跡がない。

システム改修を行った担当係によると「外部業者等に委託することなく自前でシステム改修を行うが、毎月勤労統計調査に係るシステムのプログラム言語はCOBOLであり、一般的にシステム担当係で COBOL を扱える者は1人又は2人に過ぎなかった」。このため、ダブルチェックができなかった。ーー




要するに問題は私が推測したように、2004年に東京都を抽出調査に変えたとき、データに抽出率逆数をかける復元をシステム担当者が忘れたバグに尽きるのだ。これはCOBOLで書かれた特殊なプログラムなので高齢者しか読めず、そのミスがチェックできないので、去年まで誰もが「逆数をかけているもの」と考えて処理していた。
詳細はソース元で
http://agora-web.jp/archives/2036852.html

関連:デタラメだった厚労省の毎月勤労統計。約50億円で雇用保険のシステム改修へ : IT速報

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Source: IT速報






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