【なるほど】火山の煙の色には意味があった! アメリカ地質調査所の説明がわかりやすくて、知ってたらドヤれそう



※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。




激しい噴火が続くキラウエア火山の情報を発信し続けているアメリカ地質調査所(USGS)が、「なぜ火山の煙が青っぽかったりオレンジっぽかったりするのか」についてFacebook上で分かりやすく説明している。

恥ずかしながら、私などは今まで噴火の様子などを見ても「マジかよ」や「これヤバイやつや……」といった、小学生レベルの感想を抱いて終わりだった。

しかし、USGSの説明を読んで「フフフ、これはパターン青!」とドヤ顔できるような気がしてきたので紹介しようと思う。

・ほとんどは水

USGSの公式Facebookによると、そもそも噴出されるガスの90%以上はただの水蒸気なのだそう。火口から白い煙が上がっている場面というのはよく見るが、これは太陽の光が水蒸気によって散乱された結果らしい。

しかし、ほとんどが水蒸気というのは意外だ。水蒸気ならちょっとデカい加湿器みたいなもんっしょ? 加湿加湿ゥ! とか思ったが、やはりそうでもない場合があるらしい。

・パターン青はヤバい

それはうっすらと青みがかっている噴煙だ。USGSいわく、二酸化硫黄が混ざっている噴煙は青っぽく見えるとのこと。化学はそんなに得意ではない私だが、二酸化硫黄といえば大気汚染のニュースなどでよく耳にする吸い込まない方が良いヤツだというのはわかる。

青く見える仕組みについても説明しており、要となるのは光の散乱なのだとか。やや小難しい話になるが、この二酸化硫黄が放出されると、空気と反応して硫酸を含むエアロゾルとなるのだそうだ。

ちなみにエアロゾルとは、あのGをジェットする殺虫剤のような、気体とも液体ともつかないやつである。そして、この硫酸を含むエアロゾルに可視光が当たると、そのうちの青い波長の光がより効率よく散乱される。その結果、煙が青っぽく見えるのだとか。

・パターンオレンジもヤバい

ヤバいのは青だけではない。オレンジも仕組みは同じで、火口から出てきたガスが空気と反応してできたエアロゾルが光を散乱した結果だ。では一体何のガスだろうか……それは




二酸化硫黄はパターン青だったはず……パターン青とオレンジが一緒とはこれはいかに。USGSによると、噴煙を照らす光がどこから差しているかが重要らしい。

・順光だとパターン青

どういうことかというと、光が自分の背後から差し込んでいる場合真っ先に青い光が散乱される。こうなると目によく届くのも青い光なので、噴煙は青っぽく見える。

・逆光だとパターンオレンジ

一方で光が噴煙の向こうから差している場合には、先にガスの向こう側で青い光が散乱されて弱められてしまう。その結果、ガスのこちら側まで効率よく通り抜けてくるのは赤い光。それで噴煙は赤っぽく、つまりはオレンジ色に見えるのだそうだ。

最後にUSGSは「青でもオレンジでもヤバい量の二酸化硫黄が出てるから気をつけよう」という感じで締めくくっている。まぁ、冷静に考えれば噴火してる時点で何色だろうとヤバいよな……。

それはともかく、筆者としては中々に「そうだったのか」となった雑学だったのだがいかがだっただろう。今後噴火のニュースがあるたびに、さり気なく噴煙の色に注意してみると面白いかもしれない。

参照元:USGS (Twitter @USGSVolcanoesFacebook)
執筆・イラスト:江川資具


Source: ロケットニュース24






コメントを残す