ニート息子(30歳)に両親が強硬手段!「実家からの立ち退き」を求めて裁判を起こす → 息子が法廷で『切実な主張』をするも米の最高裁判事は…



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人間関係は色々あるが、やはり家族ぐらい頼りになる存在はないのでは……と思う。しかし、関係が近すぎるばかりに感謝の気持ちを忘れがちになり、時としてケンカやトラブルに発展することもあるだろう。

まさに、そんな米男性(30歳)が仕事もせずに実家に寄生していたため、「家を出て行け!」と両親から訴えられてしまったというのである!

・両親が立ち退きを求めて息子を訴える!

海外ニュースサイト『Her』によると、「家を出て行け!」と両親から訴えられてしまったのは、米ニューヨーク州カミラスに住むマイケル・ロトンドさんという男性だ。なんでも彼は、8年前に実家に戻って来てからというもの無職のままで、両親に家賃や生活費を全く払っていなかったのだという。

そんな息子にシビれを切らした両親が、過去に5回も公式書信として「立ち退き」を求めたにもかかわらず、一向にマイケルさんは実家から出て行かなかったとのこと。その結果 裁判沙汰にまでなってしまったのだが、ここでアメリカでの自立事情に関して、簡単に説明しておこう。

・アメリカでは社会人になったら自立するのが当たり前

日本では、社会人になっても未婚だったら実家暮らしという人も少なくないし、きちんと生活費を納めていれば社会的にも特に問題があるようには見られないだろう。

ところが、アメリカの場合は話が違ってくる。成人になっても実家で暮らしていると、「社会人なのに親と同居してるなんて恥ずかしい……」と思われてしまうことが多いのだ。最近は、未婚なら成人しても実家暮らしを続ける人が多いラテン系移民が増えているため、昔とは少し状況が異なりつつはある。

とはいえ、アメリカでは「学校を卒業して就職したら、実家を出て自立するのが当たり前」という風潮が強いのである。




そのため、マイケルさんの両親が息子に何度も自立するよう叱咤していたという事実に筆者は納得なのだが、一方で、家から出て行かない息子を訴えて法的手段に出るとは、少々手荒い感じがしなくもない……。

・裁判の結果は?

とにかく、気になる裁判の行方がどうなったかというと、両親の訴えに息子のマイケルさんは、「あと6カ月は実家暮らしを続けさせてほしい」と法廷で主張したそうだ。だがしかし……! 

最高裁判事は彼の言い分を「恥知らず」だと却下し、立ち退きを命じたとのこと。

・両親の愛のムチだった?

もしかしたらマイケルさんの両親は、親が亡くなった後に無職の息子が路頭に迷うことを心配して、無理にでも自立させようとしたのではないだろうか。はっきりしたことは分からないが、どちらにせよこれを機会にマイケルさんが仕事を見つけ、独り立ち出来ることを願いたい。

参照元:Twitter @syracusedotcomHer(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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