【僕の彼女はドイツ人】ドイツ人と付き合って脳天を貫くほど衝撃的だったエピソード「〇〇の前でキスするべき」



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僕の彼女はドイツ人だ。出会った頃は全く話せなかった日本語も、今ではビックリするくらいペラペラ。

そんな彼女と付き合って約4年になるが、今までいろんなカルチャーショックを体験してきた。そのなかでも特に衝撃的だった出来事を、今日は紹介したいと思う。

・彼女の家族とSkype通話

あれは付き合って2カ月ほど、吐いた息が真っ白になるくらい寒い日のことだった。僕は仕事を終え、彼女のアナ(仮名)が待つ自分のアパートに帰ってきた。

ただいまと玄関の扉を開けると、彼女の楽しそうな笑い声がリビングから聞こえてくる。「面白い映画でも観てるのかな?」と勢いよくドアを開けると、アナがドイツにいるご両親とSkypeで会話をしていた。

アナのご両親とはSkypeで以前に一度話したこともあり、躊躇するわけでもなく「ハロー!」と自然にアナファミリーの会話に加わることができた。

といっても、アナとはまだ付き合い始めたばかり。相手のご両親に好印象を与えねばと、言葉遣いや振る舞いに最大限の注意を払いながら、あれこれいろいろ話す。

・アナママから一通のメール

通話開始から1時間後、笑顔で別れの挨拶を告げ、無事に会話終了。Skypeの画面からパソコンのデスクトップ画面に切り替わり、僕は「はあ」とため息をつく。彼女は「よく頑張ったね」と言わんばかりに、目をキラキラさせながら僕を見つめてくる。可愛い。

と、うつつを抜かしていると、アナのお母さんからアナ宛てに一通のメールが届いた。開いてみると、「Skype楽しかったわ!」というメッセージが。会話が終わってすぐにこんなメールを送ってくるなんて、なんて素敵なお母さんなんだ。

しかしよくよく読んでみると、以下のような文言が。

「ところで、アナは彼氏と今ケンカしてるの?」

ええええ! どういうこと? そんなに僕は、不愛想に彼女と接していたのだろうか? あまりに礼儀正しく振る舞おうとして、彼女への接し方がぎこちなかったのか?




・目を疑う衝撃の理由

焦燥と不安が頭のなかで渦巻く。なぜだ? なぜアナママは、アナと僕がケンカしていると思ったのだろうか? 恐る恐るメールを読み進める。そして脳天を貫く衝撃の文章が目に飛び込んできた。

「だって彼氏、家に帰って来たとき、アナにキスしなかったでしょ?」

うっ、うっ、うそだろおおおおおおおお! 相手のご両親の前で、キッ、キッ、キス!? 筋肉隆々のマッチョなアナパパの前で、くっ、くっ、くちづけ? ありえんだろおおおおおおおお!

しどろもどろになっている僕を見て、彼女はにっこり笑顔。可愛い♪

・ドイツでキスは大事な愛情表現

彼女に話を聞いてみると、ドイツではキスは非常に大切な愛情表現で、仕事から帰ってきてパートナーにキスしないというのは、不仲を思わせるひとつのサインらしい。いやはや、ところ変われば、これほど文化も変わるのか。

アナがアナママに「日本ではね、付き合ってる相手の親の前でキスすることはしないの。だから安心して!」という内容のメールを送り、一件落着。これ以降、アナのご両親の前では積極的にキスするようになったことは言うまでもあるまい。

これはあくまで僕個人の体験談であり、ドイツ人がみんなこうであるとは限らない。それにしても、文化って面白い。人間って面白い。そんなことを考えながら、今日も僕は彼女にメロメロだ♪

執筆:田代大一朗
Photos:Rocketnews24.


Source: ロケットニュース24






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