【相撲炎上】救命女性に向かって「土俵から降りて」問題、アナウンスについて日本相撲協会が謝罪



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京都・舞鶴市内で開催された大相撲巡業での出来事が話題だ。土俵上で倒れた市長を救命していた女性に行司が「女性は土俵から降りてください」と複数回アナウンスを行ったのである

大相撲において、女性が土俵に上がることが禁じられているのは周知の事実だ。とは言え、人命がかかった一刻を争う事態では比べるべくもない判断のように思われる。ネットでは即座に炎上となった本件について、日本相撲協会が謝罪しているのでお伝えしよう。

・救命女性にまさかのアナウンス

2018年4月4日、大相撲春巡業の挨拶の際に、土俵上で多々見良三市長が倒れた。これだけでも事件だが、問題はここから。市長を救命するため土俵に上がった女性に行司が「女性は土俵から降りてください」と複数回アナウンスを行ったのである。

「人の命よりも伝統の方が大事か」「時代遅れ」など、ネットやテレビでもすでに話題になっているこの件。日本相撲協会は、HPとTwitterで謝罪文を掲載した。

「本日、京都府舞鶴市で行われた巡業中、多々見良三・舞鶴市長が倒れられました。市長のご無事を心よりお祈り申し上げます。とっさの応急措置をしてくださった女性の方々に深く感謝申し上げます。




応急措置のさなか、場内アナウンスを担当していた行司が「女性は土俵から降りてください」と複数回アナウンスを行いました。行司が動転して呼びかけたものでしたが、人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くお詫び申し上げます。公益財団法人日本相撲協会 理事長 八角信芳」

──なお、病院搬送後、市長の容態は安定しているとのこと。暴行問題の記憶も新しい中、次々と発生する炎上問題。今後、相撲はどうなってしまうのか?

参照元:日本相撲協会、Twitter @sumokyokai
執筆:中澤星児


Source: ロケットニュース24






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