【過酷】柔軟性向上のために「コントーション」の個人レッスンを受けたら、辛すぎてマジで笑いが止まらなくなった!



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ポールダンスを続けている私(佐藤)は、なんと! 2018年4月にポールスポーツの大会に出場することが決まった! たった1年の初心者ではあるが、高い目標を持った方がよりやる気が出ると思い、一念発起! できる限りがんばってみたいと思っている。

だが! いま以上レベルアップするためには、どうしても越えなければならない壁がある。それは……柔軟性の向上だ。オッサンは身体が硬いんじゃ~。という訳で、以前1度だけレッスンを受けた「コントーション」の先生に個人レッスンをお願いした。そうしたところ、辛すぎて笑った。マジで、笑った……。

・柔軟性を魅せる曲技

以前の記事でも紹介したが、あらためてコントーションとは、柔軟性の美しさを魅せるサーカス芸のことを指す。「シルク・ドゥ・ソレイユ」の軟体技をイメージしてもらえばわかり易いかもしれない。人間の身体の柔軟性を極める、特殊な曲技だ。

日本で唯一のコントーション専門スタジオ「ノガラ」でインストラクターを務めるASH先生に、個人レッスンをお願いして、直々に身体を鍛えてもらった。

・前屈は得意だけど……

ちなみに現在の私は、同世代男性よりも圧倒的に体が柔らかいはず。前屈は得意で、立った姿勢のままで床にべったりと手がつく。辛うじてY字バランスができるくらいに、脚を上げることもできる。しかし開脚はまったく進歩がなく、肩まわりは一向に柔らかくなる気配がない。

おまけに大会に出るに当たって、もっとも課題になってくるのが足首だ。かなりしっかりとしたつま先立ちで4分間演技をやり終えなければならない。もうひとつ、前腿が絶望的に硬いこともネックになっている。

・前よりも横

さて、最初に軽く身体をほぐし、壁倒立で血のめぐりを良くしたところでレッスンスタート。最初は脚を互い違いに組んだ状態で前屈。

前に倒れるのはまったく苦ではない。毎日のストレッチの効果が出ている。前はいいんだが、最初の難関は “横” だった。

体側を伸ばすのも苦手だった。身体の側面が硬いと、身体全体が縮こまってしまって、しなやかな動きをすることができない。片手を床についた状態で、先生は目いっぱい伸ばす。

ぐぐぐ……、う~ん。苦しい……。思わず力んで歯を食いしばってしまう。すると先生は「呼吸は止めないでください。深く息をして」と深呼吸を促す。ゆっくりと吸って、ゆっくりと吐く。それを数回繰り返していると、不思議と力みが抜けてきた。

なるほど、呼吸によって身体の硬軟は変わってくるのか。ストレッチでもヨガでも呼吸の重要性は言われることだからな。息を止めると硬くなると覚えておこう。

・開脚を阻む内転筋

次なる難関は、内腿。開脚を阻む股関節内転筋だ。これは、ヨガブロックを膝下に置いて、四つん這いになる。この時、脚が「コ」の字になるように構える。

そして先生が上から馬乗り……。




ううう……。股が~……。股が突っ張ってキツイ。脚の稼働域を広げるためにも、ここはしっかりと耐える。

・前腿伸ばしは地獄だ……

今回のレッスンで一番過酷だったのが、前腿を伸ばすストレッチだ。片方の脚を90度に立て、もう片方の脚を床に伸ばす。補助的にヨガブロックを使って、身体をできるだけ真っすぐの状態に維持する。

先生は伸ばした脚を持ちあげて、私の尻の方に向かって曲げるのだが、これがいてぇええええッ!!

脚が伸びなさすぎて、かなり辛い! この間も呼吸を整えることで、バランスを維持しなくてはいけないのだが、自らの硬さに耐える私は、極限状態のスイッチが入ったらしく、笑いが止まらなくなった

「ひゃあああハハハハッ! いてぇええええ!」

何とか脚が尻につきそうなところまでは行ったんだけど、これは時間を重ねてやっていかないと、相当手ごわいぞ。そう感じずにはいられなかった。

・やっぱり肩と前腿が課題

レッスン全体のメインは後屈(ブリッジ)。ブリッジを行うためには、身体全体の柔らかさが必要になる。実のところ、柔らかさだけではなく、しっかりとした体幹と、身体を支えるだけの筋力が必要だ。

昨年9月に体験レッスンを受けた際も、肩と前腿の硬さが課題だったのだが、それから約半年を経てもあまり状況は変わっていない……。しかし今回、個人レッスンを受けて呼吸の重要性を感じることができた。

・意識すること

もうひとつ大切なことは、身体をより強く意識すること。どんなストレッチをやるにしても、「今、身体のどの部位がどう動いているのか」、それがわかっているのとわかっていないのとでは、大きな違いがある。わかっていないと、思ったように身体を動かすことができないからだ。

大会まであとわずか2カ月。それまでに股関節内転筋と前腿は、少しでも柔らかくしておきたいと思う。ちなみに、身体を柔らかくしたいと考えている人は、ゆっくり地道にやることをオススメする。専門家のサポートなしにムリに身体を柔らかくしようとがんばり過ぎると、ケガをする可能性があるので十分に注意して欲しい。

取材協力:コントーション専門スタジオ「ノガラ」
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


Source: ロケットニュース24






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