ものづくり大国日本から「偽装・改竄」が続出してるのはなぜなのか



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昨今の日本企業で相次ぐ「改竄」問題。いったいなぜこのような事態に陥ってしまったのだろうか。


「P→D→C→A」の次の文字は?
その高い品質力を持っている証のデミング賞がいま、危機に直面している。同賞取得のための「TQM(トータル・クオリティ・マネジメント)」活動をする企業が減少しているのだ。00年から17年までの受賞組織数は海外の45に対して日本は23。さらに大学から品質管理工学の講座が減ったことで、このままではいずれ審査する研究者すらいなくなる状況だという。

デミング賞凋落の理由の一つには、企業がISO(国際標準化機構)の認証取得に傾注したことが挙げられる。

TQM活動の特徴は、経営トップと現場が一体化しながら、現場で起こっている課題を解決していくことだ。その典型的な手法が「PDCAサイクルを回す」だ。組織を挙げてP(計画)→D(実行)→C(確認)→A(再実行)のプロセスを踏んで仕事をしていく。実は、Aの後にS(スタンダイゼーション=標準化)が来ることを知らない人も多い。




「サイクルを回す」というのは、いったん標準を作った後でも、再びPDCAを実行して標準のレベルを進化させていくという意味だ。繁忙であったり、生産品目が増えたり、人員の増減があったり、あるいは新しい設備が入ったりして仕事の現場は常に変化する。その変化に合わせて標準作業を進化させていかなければ、品質問題などのトラブルが起こりやすくなるのだ。

これに対して、ISOは決められているSを守っているか否かに焦点が当てられる。新しいSを創り出すことに主眼が置かれていない。たとえるならば、ISOが択一式マークシート試験、TQMが論文試験だ。TQMが衰えたことによって、上から下まで組織全体の「考える力」が低下しているのではないか。
以下ソース
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54166

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Source: IT速報






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